見出し画像

宇宙ビジネスは儲かるか 大貫美鈴

文・大貫美鈴 (スパークス・イノベーション・フォー・フューチャーエグゼクティブバイスプレジデント)

大貫美鈴氏 

 年間100機を超えるロケットが、1000を超える衛星を打ち上げる時代が到来している。世界のロケット打ち上げは2018年に年間100機を超えて以降、2022年は200機に迫る勢いだ。小型衛星の年間打ち上げ数は2020年に1000機の大台を突破、翌年に1700機を超えた。イーロン・マスクが2002年に創設した「スペースX」は今や年間60機超のロケットを打ち上げ、衛星コンステレーション(小型衛星の統合・運用システム)「スターリンク」では、既に3500機以上を打ち上げてブロードバンドサービスを開始。世界のコネクティビティを加速させている。

ここから先は

1,598字 / 1画像
noteで展開する「文藝春秋digital」は2023年5月末に終了します。同じ記事は、新サービス「文藝春秋 電子版」でお読みいただけます。新規登録なら「月あたり450円」から。詳しくはこちら→ https://bunshun.jp/bungeishunju

文藝春秋digital

¥900 / 月

月刊誌『文藝春秋』の特集記事を中心に配信。月額900円。(「文藝春秋digital」は2023年5月末に終了します。今後は、新規登録なら「…

「文藝春秋digital」は2023年5月末に終了しました。今後は「文藝春秋 電子版」https://bunshun.jp/bungeishunju をご利用ください