文藝春秋digital

月刊誌『文藝春秋』の特集記事を中心に、一流の作家や知識人による記事・論考を毎日配信。執筆陣のオンラインイベントも毎月開催中。月額900円で記事読み放題&イベント見放題のサービスです。

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    • 文藝春秋digital

      一流の作家や知識人、ジャーナリストによる記事・論考・ルポルタージュなどを毎日配信。執筆陣のオンラインイベントも毎月開催中。月額900円で記事が読み放題&イベント見放題のサービスです。

    • #みんなの文藝春秋

      「私は頼まれて物を云うことに飽いた。自分で考えていることを、読者や編集者に気兼なしに、自由な心持で云ってみたい」。「文藝春秋」を創刊した理由として、作家・菊池寛はこう言いました。つまり、「文藝春秋」とはクリエイターによるクリエイターのための雑誌だったのです。その精神を引き継ぎ、noteクリエイターによるnoteクリエイターのためのマガジンをここに作りました。「#みんなの文藝春秋」でどしどし記事をお書きください。記事の感想でも、コラムでも、小説でも、「文章」であれば、なんでもあり。編集部がピックアップしてこちらにまとめます!

    • 三人の卓子 「文藝春秋」読者の感想文

      創刊100周年の雑誌『文藝春秋』での名物コーナー「三人の卓子」。読者の皆様からの記事への感想を募集・掲載しています。メールやお手紙で以下までお送り下さい。 規定 600字以内 住所・氏名・年齢・生年月日(西暦)・メールアドレス・職業明記 次号の締切りは20日 掲載の方には記念品をお贈りします。 宛先 〒102-8008 千代田区紀尾井町3-23 文藝春秋編集部「三人の卓子」係 ※電子メールでのご投稿の場合、添付ファイルはお避け下さい。 アドレス mbunshun@bunshun.co.jp

    • 文藝春秋digitalオリジナル無料連載

      “文藝春秋の顔”というべき筆者たちによる「文藝春秋 digital」オリジナル無料連載をまとめました。三浦瑠麗、門井慶喜、中野信子、出口治明、森功、辻田真佐憲、野口悠紀雄、西寺郷太、麻生幾の各氏が交代で執筆します。

    • 2021年の論点100

      【12月1日配信スタート】毎日、朝晩2本の記事を配信。2021年の日本、そして世界はどうなる? 「文藝春秋」に各界の叡智が結集。コロナ禍で混迷を極める世界を読み解く100本の優れた論考をお届けします。50日後にマガジンが完成します。

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    記事一覧

    特別再録「オリンピックの英雄たち」(中編)

     東京五輪まであと500日を迎えた1963年の春。  それまでのオリンピックで活躍した英雄たちが、当時を振り返った。その座談会の中編をお届けする。  競泳5種目の優勝や、…

    長崎の愛に支えられて――髙田春奈

    文・髙田春奈(V・ファーレン長崎社長)  2020年1月2日付でサッカーJ2リーグV・ファーレン長崎の代表取締役社長に就任した。経営破綻寸前までいった地方クラブを、地元企…

    『21 Lessons』ユヴァル・ノア・ハラリ――佐藤優のベストセラーで読む日本の近現代史

    AIの発展に人類はついていけない  中長期的視点に立つと日本の雇用環境は厳しくなる。AI(人工知能)技術の急速な発達によって、ホワイトカラーと呼ばれる人々の事務系、…

    直木三十五の場合――東京とは馬が合わなかった 門井慶喜「この東京のかたち」#7

    ★前回の話はこちら。 ※本連載は第7回です。最初から読む方はこちら。  第162回芥川賞・直木賞が発表されました。ここでは直木賞のほうに話をしぼりますが、受賞者が川…

    飯間浩明の日本語探偵【は】「反社会的勢力」の共通認識を作ればいい

    国語辞典編纂者の飯間浩明さんが“日本語のフシギ”を解き明かしていくコラムです。 【は】「反社会的勢力」の共通認識を作ればいい「反社会的勢力」および略語の「反社」…

    小説「観月 KANGETSU」#17 麻生幾

    第17話 ガス橋殺人事件(1) ★前回の話はこちら ※本連載は第17話です。最初から読む方はこちら。 10月5日 東京  まだ夜が明けきっていない空気を胸一杯に吸い込み…

    特別再録「オリンピックの英雄たち」(中編)

    特別再録「オリンピックの英雄たち」(中編)

     東京五輪まであと500日を迎えた1963年の春。
     それまでのオリンピックで活躍した英雄たちが、当時を振り返った。その座談会の中編をお届けする。
     競泳5種目の優勝や、バロン西の勇姿が燦然と輝くロス五輪、「前畑ガンバレ」の名実況が記憶に残ったベルリン五輪。オリンピックの栄光がふたたび蘇る。/聞き手・ 川本信正(スポーツ評論家)&菅沼俊哉(共同通信運動部長)

    この記事に登場する人物

    遊佐幸平(

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    長崎の愛に支えられて――髙田春奈

    長崎の愛に支えられて――髙田春奈

    文・髙田春奈(V・ファーレン長崎社長)

     2020年1月2日付でサッカーJ2リーグV・ファーレン長崎の代表取締役社長に就任した。経営破綻寸前までいった地方クラブを、地元企業であるジャパネットホールディングスが引き継ぐ決意をしたのがつい3年前の2017年4月。当時は広報担当として一通りの出来事に立ち会ったが、まさか自分が社長としてこのクラブに携わることになろうとは。

     長崎に生まれながらも、中学

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    『21 Lessons』ユヴァル・ノア・ハラリ――佐藤優のベストセラーで読む日本の近現代史

    『21 Lessons』ユヴァル・ノア・ハラリ――佐藤優のベストセラーで読む日本の近現代史

    AIの発展に人類はついていけない
     中長期的視点に立つと日本の雇用環境は厳しくなる。AI(人工知能)技術の急速な発達によって、ホワイトカラーと呼ばれる人々の事務系、技術系の仕事が大幅に機械に代替されるからだ。このような技術転換が、新卒一括採用、終身雇用という日本の慣行に合致しなくなっている。

    〈社内の中高年は急増している。終身雇用の宿命だが、バブル期の大量採用によっていびつさが増している。みずほ

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    直木三十五の場合――東京とは馬が合わなかった 門井慶喜「この東京のかたち」#7

    直木三十五の場合――東京とは馬が合わなかった 門井慶喜「この東京のかたち」#7

    ★前回の話はこちら。
    ※本連載は第7回です。最初から読む方はこちら。

     第162回芥川賞・直木賞が発表されました。ここでは直木賞のほうに話をしぼりますが、受賞者が川越宗一さんと聞いて、私は、

     ――宗一かあ。

     偶然の一致がおもしろかった。直木賞はいうまでもなく大正昭和期の作家・直木三十五を記念したものですが、この作家は、本名を植村宗一というんです。 

     姓の「植」の字をふたつに割って「直

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    飯間浩明の日本語探偵【は】「反社会的勢力」の共通認識を作ればいい

    飯間浩明の日本語探偵【は】「反社会的勢力」の共通認識を作ればいい

    国語辞典編纂者の飯間浩明さんが“日本語のフシギ”を解き明かしていくコラムです。

    【は】「反社会的勢力」の共通認識を作ればいい「反社会的勢力」および略語の「反社」は、2019年に一気に広まったことばです。芸能人が事務所を通さない「闇営業」で反社の会合に参加していたことが盛んに報道されました。さらに、政府主催の「桜を見る会」に反社の関係者が参加した疑惑も指摘されました。

     この「反社会的勢力」とは

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    小説「観月 KANGETSU」#17 麻生幾

    小説「観月 KANGETSU」#17 麻生幾

    第17話

    ガス橋殺人事件(1)

    ★前回の話はこちら
    ※本連載は第17話です。最初から読む方はこちら。

    10月5日 東京

     まだ夜が明けきっていない空気を胸一杯に吸い込みながら久保田翔太(くぼたしょうた)が言った。

    「10月にしては寒いな」

    「これくらいがちょうどいいじゃん」

     ジョギング姿で併走する妻の美智(みち)が応えた。

    「やっぱり、明日は、空が白んでからにしない?」

     夫が

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