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新連載小説「ミス・サンシャイン」#3|吉田修一
【前号まで】
昭和の大女優・和楽京子こと石田鈴の元で荷物整理のアルバイトをする大学院生の岡田一心は、物置部屋で見つけた評伝の表紙を飾る鈴の姿に目を奪われた。手伝いにきた元マネージャーの市井昌子から鈴の女優時代の「呼吸」について聞かされ、鈴の演技に興味をひかれていく。
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【イベントレポ】文藝春秋CMO Lounge 「市場」の中の私から「社会」の中の私へ――変わるブランド戦略
CMOとは、Chief Marketing Officerの略語。日本語に訳すなら、「最高マーケティング責任者」となる。博報堂ケトル、キリンビバレッジ、そしてソフトバンク――。未曽有のパンデミックを経験したCMOたちは、今後の新たなマーケティングの道筋をいかに描くのか。
10月23日(金)、文藝春秋が開催したオンラインセミナー「CMO Lounge」の模様をレポートする。
◆キーノートセッショ
Voicy「文藝春秋channel|聴く雑誌」11月22日(日)~11月28日(土)放送回
Voicyで放送中の「文藝春秋channel」は、作家、ジャーナリスト、ライター、編集者など、普段は「活字」で表現することが多い人たちが「音声」でも伝えるラジオです。
この記事では、直近の放送を振り返ります。Voicyアプリをダウンロードの上、ぜひフォローしてお聴きください。
★11月25日(水)★11月26日(木)★11月28日(土)
クイズ「私は誰でしょう?」小さな大物
【ヒント】
政治家や経済人などの肉声を記録する、オーラル・ヒストリーの開拓者は?
皆さん、分かりましたか? 答えは……
◆御厨貴
1951年4月27日生まれ 政治学者
「一人っ子で、母離れできなくてね。幼稚園のりんご狩りも浮かない顔(扉頁)。歴史に目覚めたのは、高校時代。校内誌の編集長として書いた論文が、朝日新聞のコラムで紹介されたのがきっかけでした」
東大法学部卒業後、大学で助手と
大塚久美子氏退任へ…大塚家具「父と娘」の1500日戦争
3期連続の大幅赤字、身売り報道……。経営をめぐる戦いに、誰が勝ち、誰が負けたのか?(文・磯山友幸/経済ジャーナリスト)
<この記事のポイント>
●上場企業の経営問題が「家族の諍い」に置き換わることで、問題の大事な本質が見失われてしまった
●スキャンダルと後継者の退職、本業の環境悪化という三重苦の中で、久美子氏は社長に就任した
●父娘対立の末に社を追われた父・勝久氏と母・千代子氏は大塚家具への関心
ルポ・コロナ死「さよなら」なき別れ コロナ病棟「家族ケアチーム」の奇跡|柳田邦男
「“最期の刻”に手を握りたい」その思いに現場が動いた──。/文・柳田邦男(ノンフィクション作家)
<この記事のポイント>
●東京・中央区の聖路加国際病院では、患者と家族とのコミュニケーションを容易にするために、タブレットを40台すみやかに購入することに決めた
●川崎市の聖マリアンナ医科大学病院は、「家族ケアチーム」の立ち上げという画期的な取り組みを行った
●新型コロナと死で問われるべき問題は、一