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#みんなの文藝春秋

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「私は頼まれて物を云うことに飽いた。自分で考えていることを、読者や編集者に気兼なしに、自由な心持で云ってみたい」。「文藝春秋」を創刊した理由として、作家・菊池寛はこう言いました。… もっと読む
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#純文学

秋葉原 前編 (小説)

 君よ。アニメを観るか。観なくたって何ということはないさ。メイドカフェに行ったことがある…

長い間リンクが切れていた小説を再発表します。『お前とセックスしてると神社の裏で浴…

  一、スポットライト   天井から下げられたスポットライトが、美愛(みあ)の目に刺さる。 …

読書人間📚『姫君を喰う話』宇能鴻一郎/傑作短編集

『姫君を喰う話』宇能鴻一郎 傑作短編集 / 新潮文庫 2021年8月1日発行 宇能鴻一郎(1934…

1か月前

小説の感想は命がけ!

仕事柄、よく小説を読む。エンタメ系が多い。あまり興味はない。個人的には純文学が好き。私小…

2か月前

小説執筆、1作に集中した方がいいのか

原稿用紙800枚くらいの小説を書いている。 昔、区切りの第二部終了で500枚くらいまで書いて、…

4か月前

誰もが安心して生きたいと思える世の中を心から願って:村田沙耶香『コンビニ人間』読…

村田沙耶香『コンビニ人間』文藝春秋を読了。 本書は、第155回芥川賞受賞作である。 読みやす…

1年前

全身にタックルを受けたような重くて鈍い衝撃と妙な解放感を覚えた【『破局』遠野遥】

第163回芥川賞を受賞した『破局』は、昨年2019年に文藝賞を受賞してデビューしたばかりの新人小説家、遠野遥(とおの はるか)によって書かれた。 破局は彼の第二作目にあたり、二年目にして芥川賞まで受賞してしまった。注目すべき作家が増えて心底嬉しい。 未読の方へ向けて簡単なあらすじ 主人公の陽介は、ラグビー部のOBとして後輩を指導しながら公務員試験を控える大学4年生。彼は規範を重んじ、自分にも厳しく筋トレに傾倒する模範的な学生である。友人や彼女もいて、ごく平和的に生きている

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