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短歌とは海だと言い切るあんたには悪口のための詩だと言い切る 可愛いと愛想笑いした空中で魔…
この人の「批評」を読むために、半年に一度文藝春秋を買ってました。 「あきらかに読んでな…
物干し竿で揺れているからだは 風に吹かれ 代わりに生きていてくれる 優秀な建築家たちは な…
101歳の祖父には、83年間毎月購読し続けている本がある。 ”文藝春秋” 祖父は、18歳の頃か…
きみのその せいぶつ としての輝きを ひとつひとつ数えて書き留めてある くしゃみ1 くしゃみ…
色鮮やかなきみは 高画素機を怖がるし 顕微鏡も覗けない 生きたい叫びは やさしい方がよく見…
私は、物語が好きだ。 自分の生きている ”現実” との境目が分からなくなるくらいに、物語に依存して生きている。 とりわけ、小説として描かれる物語が好きだ。 小説、つまり本という形をとった物語は、表紙を除けば、ほとんど絵はないし、音も出ない。 ただ文字がひたすらに、数百ページにわたって印刷されているだけ。 それなのに、私にはその世界が見えるし、聞こえるし、香りや風さえも感じられる。 何とも不思議で、とってもいい。 夢中で読書しているとき(いわゆるゾーンに入
最近、陰惨な事件が起きたばかりだ。 私の生まれ故郷でもあるため、初めてニュースを見たとき…
近く、結婚をする。 しかも、コロナ禍で。 はじめ、母は、反対していた。 3ヶ月ぶりに会った…
〈小林秀雄 試論〉 1.はじめに 作品は何処へ帰着するのか、という問いが、批評に…
聞いたことのない映画だった。 映画「はじまりへの旅」(原題:Captain Fantastic)(2016)…
『ハコブネ』 著者 / 村田沙耶香 ざっと性的マイノリティのお話。 "クレイジー村田"と言…
「人生ゲーム」はなじみが深かったが、同じくらい古いボードゲームの「モノポリー」は、自分の…
久しぶりにガンプラを作った。小さなSDガンダム。二頭身のかわいいやつだ。購入したのは1ヶ月ほど前なのだが、疲れていたのかなかなか組み立てる気になれなく、ようやく先日の深夜に組み立てたいという衝動にかられ、取り憑かれたかの様にガンプラを組み立てた。 深夜にガンプラを作るという子供の頃ならば確実に母親に怒られるであろう行為を、堂々と自室の蛍光灯を全開にして組み上げるのは大人の特権である。はじめはガンダムのテーマソングをガンガンにかけながら作業していたが、組み立てが複雑になるにつ