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2021年の論点100

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【12月1日配信スタート】毎日、朝晩2本の記事を配信。2021年の日本、そして世界はどうなる? 「文藝春秋」に各界の叡智が結集。コロナ禍で混迷を極める世界を読み解く100本の優れ… もっと読む
ピンチをチャンスに変える力――それが「教養」だ! これ1つで、小論文対策をしたい高校生、レポートに… もっと詳しく
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記事一覧

【100-教育・科学】好奇心に基づいた独学がコロナ時代の未来を拓く|柳川範之

文・柳川範之(東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授) 独学の可能性が広がるコロナ禍…

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【99-教育】教育格差是正に向け 地道な策から逃げるな|松岡亮二

文・松岡亮二(早稲田大学准教授) 日本は「教育格差社会」 本人が選ぶことのできない育った…

【98-教育・科学】 KAGRA本格稼働 重力波で観測するブラックホールの正体|麻生洋一

文・麻生洋一(国立天文台准教授) まったく光を出さないブラックホールを観測 天文学の歴史…

【97-教育・科学】【スーパー子育て母親の主張】 「非認知能力」を育てる これが国…

文・ボーク重子(ライフコーチ) 「子どもが幸せで学力も上がる」教育 日本の子どもたちは幸…

【96-教育・科学】【スーパー子育て母親の主張】 「自立」よりも「自活」 子供には…

文・佐藤亮子(浜学園アドバイザー) 能力とは学歴ではない 私には子供が4人おり、全員が東京…

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【95-皇室】秋篠宮家「皇嗣家」としての課題|江森敬治

文・江森敬治(毎日新聞編集委員) 秋篠宮は皇位継承順位1位 近年、秋篠宮家が、脚光を浴びて…

【94-皇室】昭和天皇「戦争責任」論を再燃させてはならない|保阪正康

文・保阪正康(昭和史研究家) NHKのスクープ 降る雪や 明治は遠く なりにけり 中村草田男がそう詠んだのは昭和6年でした。 令和も2年目に入り、本当に昭和は遠くなったと感じます。とくに昭和の戦争の時代は皮膚感覚を失い、いよいよ「歴史」として確立されていくプロセスに入ったと思います。 最近、活躍している歴史学者の経歴を見ると、大学に入ったのが平成という人も少なくありません。戦前・戦中どころか、戦後の高度成長すら知らない世代が、研究の中心になっています。昭和史が、同時代

【93-スポーツ】コロナ禍で観客減 プロ野球ビジネスに求められる変革|鷲田康

文・鷲田康(ジャーナリスト) 応援そのものを楽しむ 新型コロナウイルスの感染拡大によって…

【92-スポーツ】“厚底狂騒曲”の先に起きる「シューズメーカー戦国時代」|西本武…

文・西本武司(EKIDEN News主宰) ナイキが「常識」を覆した 近年、マラソンや駅伝といった陸…

【91-スポーツ】なぜ日本人NFL選手は誕生しないのか|河田剛

文・河田剛(スタンフォード大学アメリカンフットボール部コーチ) 日本の「教育システム」の…

【90-スポーツ】笹生優花の衝撃 海外メジャー優勝に最も近い逸材|和田泰朗

文・和田泰朗(USGTFマスターティーチングプロ) “和製タイガー” 笹生プロの出現は衝撃的で…

【89-スポーツ】白鵬・鶴竜の牙城を崩し 「令和初の横綱」になるのは誰か|佐藤祥…

文・佐藤祥子(相撲ライター) 相撲界は“群雄割拠”の時代 2020年の相撲界は激動の年だった…

【88-スポーツ】東京五輪延期 現役オリンピアンは何を考えているか|大迫傑

文・大迫傑(東京五輪マラソン代表選手) 新たなチャレンジが出来るいい機会 東京オリンピッ…

【87-芸能】ハリウッドの中国戦略は実写版「ムーラン」騒動が転換点になる|岡田敏一

文・岡田敏一(産経新聞編集委員) 中国へのごますり 新型コロナウイルスの感染拡大で大打撃を受けている米ハリウッドがさらなる激震に見舞われた。“震源地”は2020年9月公開の米ディズニーの新作映画「ムーラン」だ。 1998年公開の米ディズニーの同名長編アニメーション映画の実写リメイク版だが、主演女優の劉亦菲(リウ・イーフエイ)さんが、香港国家安全維持法(国安法)に対する抗議活動が拡大中の2019年8月に「香港警察を支持する」などと交流サイトに投稿した一件が蒸し返され、民主活