“コロナ対策の顔”西村康稔を動かす官邸の今井補佐官・佐伯秘書官|森功
★前回はこちら。
※本連載は第12回です。最初から読む方はこちら。
1月15日に新型コロナウイルス肺炎を法定感染症に指定し、出入国制限に乗り出すなど、いち早く対策に乗り出した台湾の蔡英文とまではいかなくとも、1月30日に設置を閣議決定された新型コロナウイルス感染症対策本部が機動的に機能すれば、違った展開になっていたかもしれない。欧米に比べ日本の感染者が爆発的に増えない理由は謎だが、政府の対応はアジア諸国の中でも格段に見劣りする。
コロナ対策の司令塔と位置付けられている