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記事

AIでくずし字を読む――カラーヌワット・タリン

文・カラーヌワット・タリン(人文学オープンデータ共同利用センター特任研究員)  江戸時代以前の古典籍や古文書などを合わせると、日本には1億点以...

災い転じて首脳外交――岡村善文

文・岡村善文(アフリカ開発会議担当大使)  先月末に、横浜でアフリカ開発会議(TICAD)が行われた。1993年以来回を重ねて第7回目。安倍総理の呼びか...

今こそ湛山の気骨に学ぶ――佐高信

文・佐高信(評論家)  かつて石橋湛山という政治家が日本にいました。1956年、前年に保守合同によって生まれた自民党で総理・総裁となった湛山はジャ...

誇りの強さ――柚月裕子

文・柚月裕子(作家)  今年の夏、ラグビーの取材でウェールズを訪れた。  羽田から片道およそ12時間かけてヒースロー空港に降り立ち、パディントン...

藤澤清造生誕一三〇年――西村賢太

文・西村賢太(作家)  その昔のこの世に、藤澤清造と云う私小説作家がいた。  余程の小説好きでもない限りは、古今東西の殆どの小説家の名前なぞ、...

映画の答え――柄本明

文・柄本明(俳優)  オダギリジョー脚本・監督の長編映画『ある船頭の話』が、9月13日から全国で公開される。日本らしい風景が残る山奥の村に、ある...

戦後思想を動かした男――岸俊光

文・岸俊光(全国紙記者)  内閣(情報)調査室が世間の注目を集めている。任務は収集・分析したインテリジェンスを首相に報告することとされるが、具...

戦後零年の硫黄島――石原俊

文・石原俊(社会学者・明治学院大学教授)  C・イーストウッドの映画「硫黄島二部作」が公開されてから、はや13年もの歳月が経った。その1作『父親た...

動物のいのちはモノより軽いのか?――杉本彩

文・杉本彩(女優・公益財団法人動物環境・福祉協会Eva代表理事)  50匹以上の猫が男に連れ去られて殺害された富山市の事件、インコを虐待する動画が...

悠久ということ――中路啓太

文・中路啓太(作家)  天皇陛下が6月2日、愛知県における全国植樹祭で、「みなさんとご一緒に植樹を行うことをよろこばしく思います」と述べられたこ...