文藝春秋digital

スガーリン独裁が内部崩壊 「菅降ろし」へのカウントダウンが始まった【赤坂太郎】

支持率回復のための弥縫策は外れるばかり…… 「憲政史上最長最強の剛腕官房長官」で「危機管理のプロ」などともてはやされたのは、わずか4カ月前。首相の菅義偉自身がマスコミを操縦して作り上げた虚像は、永田町雀も驚くほどあっけなく崩壊しつつある。 菅は自民党史上初の無派閥出身の首相でもあ…

菅政権「支持率急落」の裏で——二階、麻生、安倍の策謀

「桜」だけでなく「菊」までもが政争の具に?/文・赤坂太郎 <summary> ▶︎安倍政権の経済ブレーンたちが執拗に菅の懐刀デービッド・アトキンソン批判を展開している ▶︎麻生と安倍が早期の解散総選挙の必要性で足並みをそろえ、菅の解散先送り戦略を苦々しく思っている ▶︎コロナに加え、「皇女…

「いつまで権力者気取りなんだ…」菅首相が目論む“桜捜査で安倍封じ込め”

再々登板待望論の安倍を襲った「桜捜査」と、そこにチラつく菅の影。/文・赤坂太郎 <この記事のポイント> ▶︎菅首相は早くも安倍前首相の描いてきた航路からの離脱を目論んでいる ▶︎「桜を見る会」を巡るスキャンダルは、菅サイドがNHKや読売新聞に対し、積極的に報じるよう強く促していたとい…

“ポスト菅”候補不在で自民党内にくすぶる三たびの「安倍待望論」

菅政権への不安と不満が「あの男」を担ぎ出すのか?/文・赤坂太郎 <この記事のポイント> ●「パクス・アベーナ」が終わり、自民党は戦国時代に入った ●今回の政権樹立で二人三脚だった菅首相と二階幹事長だが、対立の芽が見え始めている ●「ポスト菅」候補の面々はどれも帯に短し襷に長し。そこ…

「こんなはずじゃなかった」とボヤいた菅首相の“党内基盤の弱さ”

早期解散か、都議選ダブルか——。「解散するなら今でしょ!」。好条件が揃う中でも菅は早期解散に踏み切らない。高支持率でスタートした新政権の内憂外患。/文・赤坂太郎 「こんなはずじゃなかった」 ひとつの妖怪が永田町を徘徊している。「解散風」という妖怪が——。 マルクスらが生んだ共産主…

「二階俊博」その男、面妖につき――新政権樹立の功労者へ

安倍首相の辞任表明から、今回の総裁選の荒波を巧みに乗りこなしたのは、財務相兼副総理の麻生太郎、幹事長の二階俊博、そして自ら総裁候補に名乗りを上げた官房長官の菅義偉の3人だった。中でも、「面妖な動き」を見せたのは二階幹事長。そのしたたかな戦略とは——。/文・赤坂太郎 再発の兆候 7年…

「総理は精根尽きている…」安倍が解散に踏み切れない“岸田爆弾”

窮地打開には伝家の宝刀を抜くしかない。だが、それができない苦悩。安倍の力の衰えと共に「パクス・アベーナ」は終わり、権力闘争の時代へ。永田町では策士たちが蠢き出している。/文・赤坂太郎 解散できない安倍の苦悩 鬱陶しい梅雨のさなか、公明党の支持母体である創価学会の地方の幹部たちは、…

コロナ禍で「安倍・菅」の亀裂を突く小池百合子

安倍首相が苦境に立たされているタイミングを見計ったように官邸に乗り込んだ小池都知事。休戦協定を結んで都知事選への布石を打った。そして小池都知事は暗闘を続けてきた菅官房長官への恨みを晴らそうと動き出す。/文・赤坂太郎 今井を通じて安倍と通じる 「危機管理の要諦は最初に大きく構えて、…

コロナが変えた権力構造 “菅外し”で現実味を帯びる「長官辞任」と「石破擁立」

「岸田次期首相で事実上の院政」を目論む安倍首相。だが、岸田氏をこき下ろし続けてきた菅官房長官は、絶対にそのシナリオを阻みたい。それを察知した首相周辺は急速に“菅外し”を進める。新型コロナウイルスは安倍・菅の間に亀裂を入れてしまった。そして安倍首相の宿敵・石破氏と菅長官の距離は縮ま…

官邸で勃発した“冷戦”――安倍が目論む「菅の追い落とし」と「後継者・岸田」

IR、河井夫妻、桜を見る会……側近のスキャンダル続出で、菅義偉官房長官の包囲網が狭まっている。そんな中、安倍晋三首相は、自民党仕事始めのスピーチで「柚子は9年の花盛り」と語った。その言葉に込められた安倍の野望とは?/文・赤坂太郎 「改憲をやってくれるかどうかわからない」 「国のかた…