文藝春秋digital

ハンク・アーロンがキング牧師に言われた一言|長谷川晶一

文・長谷川晶一(ノンフィクションライター) 新刊『詰むや、詰まざるや 森・西武vs野村・ヤクルトの2年間』、好評発売中。ノンフィクションライター・スポーツを中心にノンフィクション作品を執筆。主な著書に『プロ野球12球団ファンクラブ全部に10年間入会してみた!』(集英社)、『幸運な男 伊藤…

新聞各紙の年末「回顧」記事 コロナ禍で光った「文化財」|蔵屋美香

毎年12月、新聞各紙がこぞって取り上げる「回顧」記事。2020年はコロナウイルスの話題が目立つなか、歴史、考古分野を扱うある記事に目がとまった――。横浜美術館館長をつとめる蔵屋美香さんが綴る。 【選んだニュース】回顧2020 文化財 「保存と活用」 深化へ一歩(2020年12月9日、読売新聞/筆者…

井岡一翔の“タトゥー論争”「ルールよりも気遣い」が鍵に|島契嗣

大晦日、WBO世界スーパー・フライ級王座の2度目の防衛を成功させた井岡一翔選手のタトゥーが、試合中にはっきり見えていたことで議論を呼んだ。読売新聞大阪本社を経て、NHKに入局し、報道局社会部で警視庁、警察庁担当などを歴任した島契嗣さんが、タトゥー(入れ墨)問題を考える。(文・島契嗣/マ…

フランスでのアジア人差別 日本人誰もが標的の可能性|阿部岳

属性を理由に攻撃するヘイトスピーチは言葉の暴力では終わらない。著書に『ルポ沖縄 国家の暴力―現場記者が見た『高江165日』の真実』がある阿部岳さんが論考する。(文・阿部岳/沖縄タイムス編集委員) 【選んだニュース】「中国人を襲え」SNSで拡散…アジア人の暴行事件や差別相次ぐ コロナ第2…

コロナで苦しむ映画業界 同時配信にドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が抗議文|Ms.メラニー

ワーナーメディアが、2021年のワーナー劇場公開予定作品17本すべてをHBO Maxにおいて追加料金なしで同時配信する――。この一報に対し、『メッセージ』などの監督で知られるドゥニ・ヴィルヌーヴらが抗議の声をあげた。30年にわたってアカデミー賞をウォッチし続け、『なぜオスカーはおもしろいのか?…

バイデン政権レームダック化の危険とつきまとうトランプの“亡霊”|飯塚真紀子

在米ジャーナリストの飯塚真紀子さんが、アメリカ大統領選を取材しながら「バイデンがトランプに大敗している」と感じたこととは、一体何だったのか――。 【選んだニュース】「バイデン政権、レームダック化の危険」(11月5日、英フィナンシャルタイムズ紙/筆者=エドワード・ルース) 飯塚真紀子さ…

「多様性を体現しているトップアスリート」大坂なおみからボクらが学ぶこと|澤円

自分の意見をしっかり言える強さと、ユーモアを忘れないチャーミングさ。大坂なおみ選手の「生きざま」は、なぜ多くの人を惹きつけるのか。圓窓代表の澤円さんが、大坂選手の「かっこよさ」の秘密に迫ります。 新型コロナウイルスに関する情報が日々報道される中において、大坂なおみ選手の全米オープ…

コロナで増える「在宅看取り」 触覚の価値を気づかせる|伊藤亜紗

新型コロナウイルスの感染拡大によって、自宅での看取りを検討する人が増えているのは、なぜなのだろうか。『手の倫理』を上梓した美学者の伊藤亜紗さんが考える、「触覚」の価値とは。(文・伊藤亜紗/美学者、東京工業大学准教授) 【選んだニュース】コロナで増える「自宅で看取り」 病院など面会…

「劇団記者クラブ」 内閣記者会の常識は地方の非常識|五百旗頭幸男

安倍晋三前首相の記者会見や質疑応答の様子から、内閣記者会は「劇団記者クラブ」などと揶揄されるようになった。 官邸や内閣記者会の常識は地方の非常識なのではないか――。 富山のローカル局「チューリップテレビ」で15年記者経験を積み、政治ドキュメンタリー映画『はりぼて』の監督を務めた五百旗…

イグ・ノーベル賞記事が「日本人受賞」を問いかける理由|小川さやか

なぜイグ・ノーベル賞を報じる記事には、毎年「日本人が〇年連続で受賞」という見出しが躍り、日本人の受賞が多いことを問いかけるのか? 著書『チョンキンマンションのボスは知っている アングラ経済の人類学』で第51回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した小川さやかさんが、その理由とイグ・ノー…