文藝春秋digital

香港「その後」を生きる市民 過去の記録で、記憶を繋げる|清田麻衣子

いま香港で、80~90年代当時の街を撮影した動画が人気なのだという。出版社・里山社代表の清田麻衣子さんが、香港デモの「その後」を生きる友人へのインタビューを通じて、考え、受け止めていった「香港の現実」への思いを綴る。(文・清田麻衣子/里山社代表) 【選んだニュース】香港デモの光景 心…

メーガン妃発言で「世論二分」でも…英王室“積極的メディア戦略”の理由 |河西秀哉

イギリス王室のヘンリー王子の妻であるメーガン妃がアメリカメディアのインタビューに答え、その発言によって世論は二分されている。「日本の皇室にとって、常にモデルであった」というイギリス王室の対応から、眞子さまと小室圭さんの結婚を巡る問題において、見習うべきことはあるのだろうか。(文・…

「私は誰なんですか?」辛い時に人に頼る勇気 |信友直子

「人に迷惑をかけることを恥ずかしいと思わなくていい。そのぶん自分が誰かに頼られた時に応えてあげられればいいんだから」。ドキュメンタリー映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』の監督である信友直子さんは、母の介護と向き合い、こう言えるまでに2年かかったという。 昨年11月には「お…

ハンク・アーロンがキング牧師に言われた一言|長谷川晶一

文・長谷川晶一(ノンフィクションライター) 新刊『詰むや、詰まざるや 森・西武vs野村・ヤクルトの2年間』、好評発売中。ノンフィクションライター・スポーツを中心にノンフィクション作品を執筆。主な著書に『プロ野球12球団ファンクラブ全部に10年間入会してみた!』(集英社)、『幸運な男 伊藤…

新聞各紙の年末「回顧」記事 コロナ禍で光った「文化財」|蔵屋美香

毎年12月、新聞各紙がこぞって取り上げる「回顧」記事。2020年はコロナウイルスの話題が目立つなか、歴史、考古分野を扱うある記事に目がとまった――。横浜美術館館長をつとめる蔵屋美香さんが綴る。 【選んだニュース】回顧2020 文化財 「保存と活用」 深化へ一歩(2020年12月9日、読売新聞/筆者…

井岡一翔の“タトゥー論争”「ルールよりも気遣い」が鍵に|島契嗣

大晦日、WBO世界スーパー・フライ級王座の2度目の防衛を成功させた井岡一翔選手のタトゥーが、試合中にはっきり見えていたことで議論を呼んだ。読売新聞大阪本社を経て、NHKに入局し、報道局社会部で警視庁、警察庁担当などを歴任した島契嗣さんが、タトゥー(入れ墨)問題を考える。(文・島契嗣/マ…

フランスでのアジア人差別 日本人誰もが標的の可能性|阿部岳

属性を理由に攻撃するヘイトスピーチは言葉の暴力では終わらない。著書に『ルポ沖縄 国家の暴力―現場記者が見た『高江165日』の真実』がある阿部岳さんが論考する。(文・阿部岳/沖縄タイムス編集委員) 【選んだニュース】「中国人を襲え」SNSで拡散…アジア人の暴行事件や差別相次ぐ コロナ第2…

コロナで苦しむ映画業界 同時配信にドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が抗議文|Ms.メラニー

ワーナーメディアが、2021年のワーナー劇場公開予定作品17本すべてをHBO Maxにおいて追加料金なしで同時配信する――。この一報に対し、『メッセージ』などの監督で知られるドゥニ・ヴィルヌーヴらが抗議の声をあげた。30年にわたってアカデミー賞をウォッチし続け、『なぜオスカーはおもしろいのか?…

バイデン政権レームダック化の危険とつきまとうトランプの“亡霊”|飯塚真紀子

在米ジャーナリストの飯塚真紀子さんが、アメリカ大統領選を取材しながら「バイデンがトランプに大敗している」と感じたこととは、一体何だったのか――。 【選んだニュース】「バイデン政権、レームダック化の危険」(11月5日、英フィナンシャルタイムズ紙/筆者=エドワード・ルース) 飯塚真紀子さ…

「多様性を体現しているトップアスリート」大坂なおみからボクらが学ぶこと|澤円

自分の意見をしっかり言える強さと、ユーモアを忘れないチャーミングさ。大坂なおみ選手の「生きざま」は、なぜ多くの人を惹きつけるのか。圓窓代表の澤円さんが、大坂選手の「かっこよさ」の秘密に迫ります。 新型コロナウイルスに関する情報が日々報道される中において、大坂なおみ選手の全米オープ…