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#マルクス

岸田さんは情けない 『人新世の「資本論」』著者・斎藤幸平 「矢野論文」大論争!③

『人新世の「資本論」』著者が財政を斬る。/文・斎藤幸平(大阪市立大学大学院准教授) 斎藤氏 「国のお金に無頓着な社会」を危惧する コロナ禍で多くの人々の生活が困窮している中、緊急時の財政出動が必要なのは間違いありません。その意味で矢野論文は、その庶民の感覚とのズレが反発を生んだし、私の立場とも異なります。一方で、「バラマキ合戦」を続けていたら、国家に大きな問題を引き起こすと警告を発し、財源の問題に一石を投じた矢野論文の意義は大きいと考えています。 ただし、「バラマキ合戦

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佐藤優のベストセラーで読む日本の近現代史 『人新世の「資本論」』斎藤幸平

新たな左派の理論的リーダーの誕生わが国でも環境問題に対する関心が高まっている。コンビニやスーパーでのレジ袋が有料化され、エコバッグを持つ人が増えている。菅義偉首相は2050年の脱炭素化を宣言し、2020年12月25日に政府も「グリーン成長戦略」を発表した。 〈政府は25日、2050年の脱炭素化に向けた「グリーン成長戦略」を正式に発表した。家庭、運輸、産業の各部門のエネルギー利用をできるだけ電気でまかない、使用量が増える電力部門では再生可能エネルギーの導入を加速させる。(略)

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マルクス「資本論」が人類を救う——〈ポスト資本主義は資本主義の胎内にある〉【斎藤幸平×池上彰】

いま『人新世の「資本論」』が読まれる理由。/斎藤幸平(大阪市立大学大学院准教授)×池上彰(ジャーナリスト) <summary> ▶︎「20世紀のマルクスの読み方」と「21世紀のマルクスの読み方」は違っていて当然。 ▶︎マルクスほど「資本主義の本質」を体系的に突き詰め、「資本主義に代わる世界」を思い描くためのヒントを与えてくれる思想家はいない ▶︎「資本主義が生み出す希少性」と「コミュニズムがもたらす潤沢さ」――この一見、逆説的な関係を見事に捉えたのが、マルクスの「本源的蓄積

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