「過去のいじめ告発」が韓国スポーツ・芸能界を揺るがしている。文・金敬哲(フリージャーナリスト) <summary> ▶韓国では、「学暴論争」が芸能界に広がり、絶好調だった韓流ビジネス界まで、まさに一大混乱に包まれている ▶韓国社会では連日、有名スポーツ選手らに対して「学生時代に暴力を受け…
捏造された“事実”で日本を犯罪国家に仕立てる──こんなデタラメはなぜ韓国でまかり通るのか?/文・久保田るり子(産経新聞編集局編集委員・國學院大學客員教授) <summary> ▶︎「新基金で解決」という韓国側の提案は、条約も国際法も無視した闇取引。まるでマフィアのディール ▶︎裁判長の胸…
任期満了まで残り1年4カ月を切った文在寅大統領。その政権発足以来、外交・安全保障政策におけるブレーンを務めるのが文正仁・統一外交安保特別補佐官(69)である。同氏は北朝鮮との関係改善を重視し、南北会談などにおいて重要な役回りを演じてきた。 一方、保守派からは「親北・反米のイデオローグ…
格差に喘ぐ労働者たち。韓国の現状は日本の近未来だ。/文・金敬哲(フリージャーナリスト) <summary> ▶︎コロナが長期化する中、ソウル有数の繁華街・明洞が急速に崩壊しつつある ▶︎文在寅政権の「最低賃金引き上げ」が裏目に出てしまい、経済が悪循環に。結果、2019年までの文政権の平均成長…
政権支持率が急落する中、保守勢力の逆襲が始まった。黒田勝弘(産経新聞ソウル駐在客員論説委員)×趙甲濟(ジャーナリスト) <summary> ▶︎文在寅政権の支持率が急激に低下している。12月にはこれまでで最低の36・7%を記録した ▶︎政策失敗やスキャンダルが続き支持率が低下している一方で、コ…
破滅回避のため、青瓦台の密使が日本に送り込まれた。/文・牧野愛博(朝日新聞編集委員) <この記事のポイント> ▶︎菅が首相就任後、心に決めた対韓外交の方針は「原理原則」だった ▶︎日韓関係破滅を回避すべく、韓国側は青瓦台の高官を2度にわたり日本に送り込んだ ▶︎北朝鮮問題ではお互いの…
感染は収まっても混乱は止まらない。そして文在寅政権は4・15総選挙に臨む。選挙後はいったいどうなるのか?ポスト・コロナの日韓関係は?/文・金敬哲(フリージャーナリスト) 嘘や欺瞞を厭わない信者たち 1月20日に最初の新型コロナウイルス感染者が出た韓国では、3月31日までに9500人を超える感…
激しい教育熱、苛烈な就職活動、勝者と敗者の埋められない格差……韓国社会で起こっていることは、日本にとっても「対岸の火事」ではない。/文・金敬哲(フリージャーナリスト) 通貨危機が格差社会のきっかけ 2012年8月の李明博(イミヨンバク)元大統領の独島(竹島)上陸を機に硬直し始めた日…
「反日種族主義」は、未来志向の歴史観が韓国から出てきたことに大きな意味がある。この現象は、韓国における「反日」の、「終わりの始まり」かもしれない/文・池畑修平(NHK前ソウル支局長・BS1「国際報道2020」キャスター) 韓国社会に変化が起きている 韓国における「反日」の、「終わりの始ま…
今年夏、戦後最大の経済事件と呼ばれる「イトマン事件」で知られる許永中氏(72)が、自伝『海峡に立つ 泥と血の我が半生』を上梓した。許永中氏は現在、韓国のソウル在住。日韓関係が史上最悪といわれるタイミングでの出版となった。 実は、かねてから許永中氏は自伝出版の計画を『文藝春秋』の…