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#マイケル・サンデル

佐藤優のベストセラーで読む日本の近現代史 『実力も運のうち 能力主義は正義か?』マイケル・サンデル

社会の分断を生んだ能力主義の問題点8月15日、アフガニスタンの武装勢力タリバンが首都カブールを制圧した。同日、アシュラフ・ガニ大統領は国外に逃亡し、アフガニスタンの現政権は崩壊。この事件は今後の国際関係に大きな影響を与える。 〈米国のアフガニスタンを巡る戦略について、同国とともに派兵した欧州諸国で不満と困惑が広がっている。(中略)「欧米協調」の象徴だったアフガン駐留が失敗し、欧州の安全保障体制にも影響が出る恐れがある。/(中略)英議会下院の議場で18日、ジョンソン首相は与野

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池上彰さんの「今月の必読書」…『実力も運のうち 能力主義は正義か?』

高学歴は自分の手柄ではない「運も実力のうち」とは言いますが、本書のような言葉はありません。ですが、本書を読むと、なるほどと納得の題名です。原書のタイトルは『能力の独裁』ですから、内容をうまく日本語に置き換えています。 偏差値の高い大学に入学した学生たちは、自分たちが努力したから難関を突破できたと思い込んでいるけれど、そもそも出発点から他の人とは違っていたのだ。自分が生まれた家庭や環境が、たまたま良かったから実力を発揮できたのだということを自覚すべきだ。これが著者のメッセージ

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