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#日本人

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

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ワクチン、打ってきました|塩野七生「日本人へ」

文・塩野七生(作家・在イタリア) 政府のトップが大学人のコンテから経済人のドラーギに代わったイタリアの今を一言で言えば、多言不実行から無言実行に変ったといえるかもしれない。ぶらさがり取材はもちろんのこと、ツイッターによる発信も無し。首相だけでなく、大臣たちまでが「無言」になった。首相出席の記者会見さえも昨夜が1回目というのだから、やったとしても月に一度になるのか。コンテの頃は連日であったのに。それでも昨夜の記者会見で、首相ドラーギの統治方針の核はわかった。 優先順位の明確

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東京とローマの間で|「日本人へ」塩野七生

文・塩野七生(作家・在イタリア) スマートワーキングと呼ぼうが何と言おうが、作家の仕事はもともとからして一人でやるので、コロナ騒ぎは関係ないはずなのである。書き終った原稿を送れば本になるだけならば、地球の裏側に居ようとできる。ところが私には、出版社側から見れば相当に不都合なクセがあるのだ。 それは、本文だけではなく地図や写真を加えることで初めて「作品」になると考えていることで、だから、原稿を書きあげればそれで終りにはならず、表紙から始まってすべてに私が口を出すことになる。

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コロナヴィールスで考えたこと|塩野七生「日本人へ」

文・塩野七生(作家・在イタリア) コロナヴィールスの流行はいまだ先が見えていないが、いずれは終息するだろう。人類の歴史は流行病の歴史と言ってよく、いくらかの期間は置くにしろ、発生と終息のくり返しであったのだから。とは言え歴史上では、発生するのは後進国でそれが先進国に伝染してきて終息する、が常であったので前回のSARSも今回も発生地が世界第2の強国というのは、伝染病の歴史では異例になるのかも。 現代では「検疫」の意味の世界共通語になっている「Quarantine」とは、もと

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