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『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

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藤原正彦「古風堂々」   一盛一衰

文・藤原正彦(作家・数学者)  2009年の春、フランクフルトの地下鉄駅で地図を広げていたら、20代の青年と会話が始まった。「フランクフルトは前大戦で手酷く爆撃されたため、古いもの好きの私としてはたいして見るものがなく残念だ」「何もかも壊されました」「ドイツと日本は市民が猛爆された。明白なハーグ条約違反だ」。青年は困惑の表情を浮かべた。続けて「ヒトラーと東条は確かに悪かったが、ルーズベルト、スターリン、チャーチルなど、2人とどれほど違うんだい」と言ったら、「でも僕達は本当に

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