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#美術史

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

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原田マハさんの「今月の必読書」…『聖母の美術全史』宮下規久朗

彼女がいなければ誕生しなかった名作昔も今も、世界で最も有名な女性とは誰だろう。 その名をマリア。神の子、イエスを産み育てた「聖母」である。 彼女はひとりの女性には違いないだろうが、とにかく超人的だ。男性を知ることなく妊娠した。聖霊の力によって、神の子が彼女の中に宿った。それだけでもとてつもないのだが、さらに彼女は、アダムとイヴがヘビにそそのかされてリンゴをかじった(つまり罪を犯した)ことによって、すべての人間が生まれながらに背負わされている「原罪」がない存在とされ、さらに

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第165回芥川賞受賞者インタビュー 石沢麻依「母との『カラマーゾフ事件』」

読書家の母との対話が新芥川賞作家を生んだ。/文・石沢麻依(作家) 石沢さん 〈授賞のことば〉言葉が生々しく、遠いものと感じられる。パソコンの画面の向こうから届く声や言葉は鮮やかではあるが、私がいる場所はとても静かなままだ。空気を伴わない言葉は現実感に乏しく、私の口が発するものも同じことになっているのではないか、と不安がよぎる。 小説は私を遠くへ連れてゆくが、それは書いている間だけだった。書き上げたものが、まさかこれほどまで私を遠くへ運んでしまうとは思わなかった。そこには

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