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#イタリア

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

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塩野七生 ローマでの“大患” 自宅で転倒、法王さま御用達病院に入院したが…

文・塩野七生(作家・在イタリア) 塩野氏 サマにならない闘病記 作家の闘病記となればやはり、胃潰瘍とか結核とか癌のように病気らしい病気でないと、まずもってサマにならない。読む人の同情さえも呼ばないからである。ところが私ときたら……。 異変は8月24日の午後に起った。天気は良いし散歩にでも出るかと思ったのがいけなかった。寝室で外出着に着替えていたときじゅうたんに靴のかかとを引っかけ、無意識に頭を守ろうとしたのか右半身からモロに転倒したのだ。尋常でない痛みだった。起てないの

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塩野七生 国民を幸せにするスポーツ 日本人へ219

文・塩野七生(作家・在イタリア) 7月11日の夜遅く、わが家の二重ガラスの窓さえ通して入ってくる歓声を聴きながら思った。イタリア人を右派や左派の別なく団結させることができるのは「カルチョ」だけなのだ、と。 先月号で「勝てる男」というテーマで取りあげた2人のうちの1人が、早くもそれを立証してくれたのである。その日は、サッカーのヨーロッパ選手権の決勝の日。そこまで勝ち進んできたイタリアの敵は、イングランドで、戦場もロンドンにあるウェンブリー。観客も大半が英国人で、イタリア人は

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塩野七生「日本人へ」|勝てる男

文・塩野七生(作家・在イタリア) イタリアは今、元気になりつつある。コロナで落ちるところまで落ちた状況から立ち直りつつあるということだ。とは言ってもまだ、コロナの完全撲滅に成功したわけではない。ただし、犠牲者ゼロなどという非現実的な要求は、野党もマスコミもマスでない「コミ」も一言も口にしないのがイタリア人なので、感染者も病床も死者もコントロール可能な数にはなったということだ。ワクチンの接種率も劇的に改善した。日本では大臣が担当しているのを、軍隊のロジの専門家にまかせたからで

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ワクチン、打ってきました|塩野七生「日本人へ」

文・塩野七生(作家・在イタリア) 政府のトップが大学人のコンテから経済人のドラーギに代わったイタリアの今を一言で言えば、多言不実行から無言実行に変ったといえるかもしれない。ぶらさがり取材はもちろんのこと、ツイッターによる発信も無し。首相だけでなく、大臣たちまでが「無言」になった。首相出席の記者会見さえも昨夜が1回目というのだから、やったとしても月に一度になるのか。コンテの頃は連日であったのに。それでも昨夜の記者会見で、首相ドラーギの統治方針の核はわかった。 優先順位の明確

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ロックダウンしなかったヴェネツィアの例|塩野七生

交易立国による史上初の疫病対策は、「検疫(Quarantine)」の語源になった。/文・塩野七生(作家・在イタリア) <summary> ▶︎世界初の公的な検疫システムを確立したのは中世のヴェネツィア共和国だった ▶︎経済人の国であるヴェネツィア人は、リスクがゼロなんて有りえないことを肌で知っていた ▶︎ヴェネツィア人は、文学作品は産まなかったが、検疫システムを確立し、それを400年も続けた 塩野氏 無人のスペイン階段 2021年1月12日、今日のローマもいかにも南国ら

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世界経済の革命児 シルビオ・ベルルスコーニ(元イタリア首相、メディアセット創業者)

ジャーナリストの大西康之さんが、世界で活躍する“破格の経営者たち”を描く人物評伝シリーズ。今月紹介するのは、シルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi、元イタリア首相、メディアセット創業者)です。 シルビオ・ベルルスコーニ 現役バリバリ「欲望の実現者」公開中の映画「LORO(ローロ)欲望のイタリア」の主人公は元イタリア首相にして同国最大のメディア企業、メディアセットのオーナー、シルビオ・ベルルスコーニである。「映像の魔術師」パオロ・ソレンティーノがメガフ

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