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コロナ下で読んだ「わたしのベスト3」 民主主義を考え直す力作|出口治明

コロナ下で読んだ「わたしのベスト3」 民主主義を考え直す力作|出口治明

1.岡本隆司他「シリーズ 中国の歴史」 中国は理解の難しい国である。しかし、わが国は輸出も輸入も中国が第1位であって、中国を抜きにして豊かな生活がおくれないこともまた自明である。好き嫌いは別にして、等身大の中国を理解し、上手に付き合う術を身につけなければならない。人を理解するには先ず履歴書を見るように、国を理解するにはその国の歴史を紐解く必要がある。このシリーズは、わずか5巻で中国四千年の歴史を骨太に描き切った出色の出来栄えだ。歴史学の新しい研究成果を十分に踏まえて、大きな

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【イベント中止のお知らせ】【返金申込受付中】【1月16日(土)19:00】出口治明オンライン特別授業「歴史を活かす力 “使えない知識”にしないために」

【イベント中止のお知らせ】【返金申込受付中】【1月16日(土)19:00】出口治明オンライン特別授業「歴史を活かす力 “使えない知識”にしないために」

1月16日(土曜日)19時より予定されていました、文藝春秋digitalウェビナー「出口治明オンライン特別授業 歴史を活かす力 “使えない知識”にしないために」は、登壇者・出口治明さんが体調不良のため、急遽、中止とさせていただくことになりました。 ウェビナーを楽しみにしていただいておりました皆様に、心からお詫び申し上げます。直前の中止となりましたことも、重ねてお詫び申し上げます。 つきましては、本ウェビナー視聴のために新たに文藝春秋digitalに加入してくださった方に限

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「教育格差」を証明したエビデンス主義の体現者・松岡亮二という男|出口治明

「教育格差」を証明したエビデンス主義の体現者・松岡亮二という男|出口治明

立命館アジア太平洋大学(APU)学長の出口治明さんがその活躍を期待するのが、昨年7月、『教育格差』を著した松岡亮二氏(早稲田大学准教授)。市民権を得たものの誤解や思い込みの多い「教育格差」について、松岡氏は膨大なデータと向き合い、その実態を明らかにした。 日本の教育でエビデンスは軽視されている 出口氏 先日、政府の教育再生実行会議の「高等教育ワーキング・グループ」に出席して、すばらしい話を聞きました。テーマのひとつは世界の教育機関のコロナ禍への対応だったのですが、カリフ

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出口治明さんの「今月の必読書」…『教養としての「中国史」の読み方』

出口治明さんの「今月の必読書」…『教養としての「中国史」の読み方』

気鋭の学者による「君子の交わり」に向けた道標 現在、アメリカと中国の対立が激しさを増している。日本の立場はまことに辛いものがある。アメリカの機嫌を損ねない範囲で中国と仲良くしなければ、日本の繁栄は覚束ないからだ。加えて、中国は理解がなかなかに難しい隣国ときているから、尚更である。中国を理解するにはどうしたらいいか。人を理解するためには、その人の来歴、即ち履歴書を読むように、国を理解するには歴史を紐解くしかない。しかし4000年の歴史を紐解くのは大変だ。手練れの水先案内人が必

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つきあい残業、上司との赤提灯、麻雀…リモートワークが「オッサン文化」を破壊する!

つきあい残業、上司との赤提灯、麻雀…リモートワークが「オッサン文化」を破壊する!

テレワークで問われるのは、上司のマネジメント能力だ。コロナ禍で「テレワーク」に踏み切れない人は、自分の無能さを白状しているようなものである。/文・出口治明(立命館アジア太平洋大学学長) 出口氏 オンライン講義の手応え 今回の新型コロナの流行は、社会に不可逆的な変化をもたらし、中長期的に見れば、コロナの「前」と「後」では、まったく異なる世界になると確信しています。 僕も過去にはない経験をいくつも積むことができました。僕が学長を務める立命館アジア太平洋大学(APU)は、2

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【全文公開】橋をかける 出口治明さんの「わたしのベスト3」

【全文公開】橋をかける 出口治明さんの「わたしのベスト3」

立命館アジア太平洋大学学長の出口治明さんが、令和に読み継ぎたい名著3冊を紹介します。  古典を入れると3冊には絞り切れないので、平成時代に出版された本の中から選んでみた。最初は、『クアトロ・ラガッツィ』。わが国が初めてグローバリゼーションの荒波に対峙した時代、広い未知の世界に船出した4人の少年たち(天正遣欧使節)がいかに健気に振舞ったか。読んでいて胸が熱くなる歴史ロマンだ。小説ではあるが、東西の史料を丁寧に渉猟して裏付けを取っており、そのことが本書に深い重みを与えている。4

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出口治明さんの無料連載が始まりました!

出口治明さんの無料連載が始まりました!

 ご愛読の皆さま、こんにちは。  本日2019年11月7日、月刊『文藝春秋』初のデジタル定期購読サービス「文藝春秋digital<シェアしたくなる教養メディア>」が始まりました!  月額900円で『文藝春秋』に掲載されているコンテンツが読めることに加えて、このサイトの大きな目玉は、“文藝春秋の顔”ともいえる筆者の皆さんによる完全オリジナル無料連載です。  文藝春秋digitalオリジナル無料連載の記念すべき第1回目として、本日、出口治明さんの連載「腹落ちする超・歴史講義

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出口治明さんの「今月の必読書」…『世界の神話』(沖田瑞穂)

出口治明さんの「今月の必読書」…『世界の神話』(沖田瑞穂)

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