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パンデミックとわたし|矢野顕子

パンデミックとわたし|矢野顕子

文・矢野顕子(ミュージシャン) 6月15日はニューヨーク州にとって、特別な日になった。州民の70%が少なくとも1回のワクチン接種をすることによって、さまざまな制限が撤廃されたのです。パンデミックと宣せられてから最初の3ヶ月で20万3000人の市民が感染し、当初の死亡率は9.2%という恐ろしさでした(CDCのデータより)。 去年の日記を辿ってみると、わたしが最後に誰かと一緒にご飯を食べたのが3月8日。それ以降は、ずうっと1人。自分のご飯を自分のために作り自分だけで食べる毎日

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尾身茂会長が語る「変異株」「医療逼迫」——“第4波”を乗り切るために必要なこと

尾身茂会長が語る「変異株」「医療逼迫」——“第4波”を乗り切るために必要なこと

感染拡大は全く新しいフェーズに突入した。この危機にオールジャパンで対処せよ。/尾身茂(新型コロナウイルス感染症対策分科会会長) <summary> ▶私達はいま、3つの問題に直面している。第1の問題は、変異株の流行。第2の問題は、「感染の場」が見えなくなっていること。第3の問題は、年齢を問わず対策が十分でない人々が一部にいたこと。 ▶変異株は重症化するのが早いため、医療逼迫に至るのも早い。感染再拡大の予兆をどれだけ早くとらえて先手を打てるかが重要 ▶日本の医療制度は平時を想

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徹底討論・コロナ「緊急事態列島」——政府はいつまで愚かな対策を繰り返すのか

徹底討論・コロナ「緊急事態列島」——政府はいつまで愚かな対策を繰り返すのか

「時短営業」感染対策として効果なし。5人の識者が徹底討論! 菅政権のコロナ対策はどう評価すべきか——。 ▼座談会出席者 大野元裕(埼玉県知事) 小林慶一郎(慶應義塾大学教授) 三浦瑠麗(国際政治学者) 宮坂昌之(大阪大学名誉教授) 米村滋人(東京大学教授) <summary> ▶︎医療逼迫はひとつの例で、「本来できるはずの対策をできないと思い込んでやらないでいる」ことが、日本のコロナ対策全般に見られる ▶︎現在の接種率は、各国と比較にならないほど低水準。日本の厚労省ほど管

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自粛明けの6月、痛みの紫陽花|夏生さえり

自粛明けの6月、痛みの紫陽花|夏生さえり

■夏生さえり(なつお・さえり) ライター。出版社とWebメディアでの編集者勤務を経て、ライターとして独立。取材・エッセイ・脚本・書籍等、主に女性向けのコンテンツを多く手がける。CHOCOLATE Inc.のプランナーも勤めている。著書に『今日は、自分を甘やかす』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)『揺れる心の真ん中で』(幻冬舎)他。 Twitter:@N908Sa note:saeri908 ★前回はこちら。 ★最初から読む。 実家で飼っている犬は散歩が苦手で、家の前しか

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安倍総理よ、今こそ日本に「強い決断」を|橋下徹

安倍総理よ、今こそ日本に「強い決断」を|橋下徹

今回の新型コロナウイルスのような未知の危機に対処するには、ある鉄則がある。科学的根拠がなくても強い措置をとる。そうやって時間稼ぎをしつつ、実態解明を進める。状況が分かってきたら、徐々に修正を施していく。「まずはアバウトに、強く」が危機管理の鉄則だ。/文・橋下徹(元大阪府知事・弁護士) 危機対応の原則が欠けている新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本政府は様々な感染防止策を講じてきました。安倍首相は大規模イベントの開催自粛の要請、小中高校の臨時休校の要請を発表し、また入国制

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