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武田徹の新書時評 緑のニューディール

武田徹の新書時評 緑のニューディール

評論家・専修大学教授の武田徹さんが、オススメの新書3冊を紹介します。  緑のニューディール今夏も豪雨災害が日本各地で発生した。地球温暖化の影響が指摘されている。 温暖化は本当に起きているのか、温室効果ガスがその原因なのか……。明日香壽川『グリーン・ニューディール』(岩波新書)はこうした“懐疑論”を丁寧に論駁することから書き出され、温暖化防止のために再生可能エネルギーシフトを急がねばならない必要性を訴える。 しかし、その一方で経済活動の停滞も許されない。そこで再エネ利用の

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菅義偉首相「最後のインタビュー」聞き手・船橋洋一
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菅義偉首相「最後のインタビュー」聞き手・船橋洋一

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【特別対談】柴咲コウ×福岡伸一|コロナ禍の夜明け、「ウイルスに勝つ」という幻想

【特別対談】柴咲コウ×福岡伸一|コロナ禍の夜明け、「ウイルスに勝つ」という幻想

コロナ禍で感じた生命の「美しさ」と自然への「畏怖」。/柴咲コウ(女優)×福岡伸一(生物学者) <summary> ▶ひとつ言えるのは、コロナ禍は多くの人にとって“分岐点”になったということ ▶自然の中の孤独とは、ソリチュード的な孤独で、ロンリネスじゃない。逆に都会に居るほうがロンリネスを感じる ▶少しでも余剰分が得られたら、それを全部独占しようとするのが人間の考え方。この考えを捨てて利他的に行動することが、これからの環境問題を考える上で重要になってくる 柴咲コウさん(左)

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マルクス「資本論」が人類を救う——〈ポスト資本主義は資本主義の胎内にある〉【斎藤幸平×池上彰】

マルクス「資本論」が人類を救う——〈ポスト資本主義は資本主義の胎内にある〉【斎藤幸平×池上彰】

いま『人新世の「資本論」』が読まれる理由。/斎藤幸平(大阪市立大学大学院准教授)×池上彰(ジャーナリスト) <summary> ▶︎「20世紀のマルクスの読み方」と「21世紀のマルクスの読み方」は違っていて当然。 ▶︎マルクスほど「資本主義の本質」を体系的に突き詰め、「資本主義に代わる世界」を思い描くためのヒントを与えてくれる思想家はいない ▶︎「資本主義が生み出す希少性」と「コミュニズムがもたらす潤沢さ」――この一見、逆説的な関係を見事に捉えたのが、マルクスの「本源的蓄積

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3月22日(月)13時30分|岸博幸氏基調講演! 企業視点・個人視点で考える SDGs貢献とは

3月22日(月)13時30分|岸博幸氏基調講演! 企業視点・個人視点で考える SDGs貢献とは

コロナ禍の中でも安定的な収益を生み出す企業の土地活用戦略。サステナブルな社会が求められる中、「木でつくる街、木でつながる未来」について、実践的な事例も踏まえながら不動産活用の可能性について検証します。 木でつくる街、木でつながる未来 with woodという新しい不動産戦略 【1部】 基調講演 コロナ後の日本経済におけるSDGs貢献の意義と必要性 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授 岸 博幸氏 【2部】事例講演 ここまでできる!? “with wood”建築

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「脱炭素」こそポスト新自由主義の本命。日本文化がSDGsの本家本元だ

「脱炭素」こそポスト新自由主義の本命。日本文化がSDGsの本家本元だ

「脱炭素宣言」で、日本はSDGsのフロントランナーになれる。/文・熊谷亮丸(大和総研チーフエコノミスト・内閣官房参与 経済・金融担当) <summary> ▶︎今、各国がこぞって「脱炭素」に取り組むのは「脱炭素宣言」が国際競争の中で非常に強力なカードになるから ▶︎今後、企業はゼロカーボンに対応できていなければ取引先をどんどん失うことになる ▶︎SDGsを定着させたのはヨーロッパ。しかしSDGsに通底する考え方そのものは日本が歴史文化の中で培ってきたもの 熊谷氏 240

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「2050年までに温室効果ガスゼロ」は実現できるのか?

「2050年までに温室効果ガスゼロ」は実現できるのか?

脱炭素社会は日本再生のチャンスでもある。/川村隆(日立製作所名誉会長)×小林喜光(三菱ケミカルHD会長)×国谷裕子(キャスター) <この記事のポイント> ▶︎菅首相は2050年までに温室効果ガスゼロ、カーボンニュートラルゼロを打ち出し、「環境後進国」から脱却しようとしている ▶︎ただ、経済活動とのバランスが非常に難しい。コロナで世界中の都市がロックダウンして2020年の削減率がようやく7%に ▶︎環境やデジタル関連株の人気が高い。マーケットは「環境に配慮しろ」とハッキリ言っ

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