文藝春秋digital

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緊急座談会《危機のリーダーの条件》 第1章 コロナ危機「言葉の力とゼロリスク神話」菅義偉、ジョンソン、メルケル、アーダーン、マクロン

日本を救えるのは誰か?明治維新から米中対立まで、全5時間の大討論!/葛西敬之(JR東海名誉会長)、老川祥一(読売新聞グループ本社会長)、冨山和彦(経営共創基盤グループ会長)、片山杜秀(慶応大学教授) (左から)葛西氏、老川氏、冨山氏、片山氏 首相の退任というさらなる非常事態——新型コロナウイルスの感染拡大によって、世界は想定不能の危機を迎えています。こうした非連続の「有事」に際して、指導者の資質、能力の差が如実に表れました。世界では、ニュージーランドのアーダーン首相、ドイ

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日本にもディベート教育を 久邇邦昭

文・久邇邦昭(旧皇族・元伊勢神宮大宮司) 何年前だったか山手線に乗っていたところ、4〜5人の高校生と思しき一組がいた。 中の1人が「おい君、日本はアメリカと戦争したのかい」というと、他の1人が「そうらしいな」と返した。 その後、「そいでどっちが勝ったんだ」「さあ知らんな」などと話しているので耳を疑った。 皆さんは本当の話だと思うだろうか。明治以後の不都合な歴史こそ、国民全員が丁寧な考察の対象にする必要があるにもかかわらず、それが現代の教育からすっぽり抜け落ちていること

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與那覇潤 口下手は災いの元か

菅が引きずり下ろされ、ひろゆきが持てはやされる。なんとも浅はかな「コミュ力」の時代。/文・與那覇潤(評論家) 與那覇氏 「コミュ力偏重主義」9月9日、当時の菅義偉首相が事実上の退任会見(総裁選への不出馬表明)を行いました。ネット中継で全編を観ましたが、寂しい気持ちになりましたね。「これが一国の総理が、最後に話す言葉かな」と。 そもそもメディア上ではだいぶ前から、菅氏は「口下手すぎる」・「コミュニケーション力が低い」、だから国民に支持されないのだとする論評が増えていました

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