どうやって菅首相の関心を経済から感染症対策へ動かすべきか——専門家の意見は割れた。/文・広野真嗣(ノンフィクション作家) <summary> ▶︎感染が拡大するコロナを前にした専門家たちの課題は「どうやって経済から感染対策へ菅の関心を動かすか」だった ▶︎専門家たちのアクションのスタンス…
感染爆発に苦闘する新型コロナ分科会・尾身茂会長のインタビュー。「菅首相は私に『GoToの意義』を熱く語りかけた」と明かす尾身会長が考える、今最善のコロナ対策とは。/聞き手・広野真嗣(ノンフィクション作家) <summary> ▶︎今回の流行の実像は、大都市の10-50代が無症状のままウイルスを地…
緊急対応のレベルを上げるボタンを押すというシナリオはある。敢えていうと、感染症対策のことだけを考えるならば、もうボタンを押してもいい、という局面までは来ている。/文・尾身茂(新型コロナウイルス感染症対策分科会会長) 聞き手・広野真嗣(ノンフィクション作家) 感染症防止と経済対策 …
尾身茂、押谷仁、西浦博。これは、未知のウイルス、そして国民と政府を相手に奮闘した3人の男の「闘い」の記録である。この4カ月、いったい何が起こっていたのか。/文・広野真嗣(ノンフィクション作家) 「科学と政治」の境界で その男は「速足」である。 この4カ月、日本の新型コロナウイルス感…