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衝撃の「割腹自殺」から50年…「豊饒の海」と三島由紀夫のミドルエイジクライシス

三島は「天皇」が持つ“現実との対立性”を“現実を批判するための根拠”と読み替えた。/文・平野啓一郎(小説家) <この記事のポイント> ●平野氏にとって、「小説家」になる原点が『金閣寺』との出会いにあった ●1969年、東大全共闘の学生たちと討論会を行った頃の三島の思想は、あえていえば「…