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中国・武漢でコロナを告発したアイ・フェン医師のその後——医療事故で右眼を失明していた

中国・武漢でコロナを告発したアイ・フェン医師のその後——医療事故で右眼を失明していた

文・林毅(ライター・研究者) 広義のジャーナリズムやプロパガンダをテーマに研究を行う。 Twitter:@LinYi_China 削除と転載を繰り返した記事 昨年3月10日、中国の湖北省武漢市中心病院に勤務する女性医師アイ・フェン(艾芬)へのインタビューが月刊誌『人物』公式アカウント掲載直後に削除され、その衝撃的な内容によって外国語やモールス信号、点字や縦読みなど、検閲を逃れるためのありとあらゆる加工を加えられ、拡散されたという事件をご記憶だろうか。 「笛を配る人」と題

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「肺炎について絶対言うな。旦那にも…」中国政府に口封じされた武漢・中国人女性医師の手記を全文公開する!

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3月10日、中国共産党系人民出版社傘下の月刊誌『人物』に、武漢市中心病院救急科主任のアイ・フェン(艾芬)医師のインタビュー記事(文・(尤+共)菁琦/編集・金石)が掲載された。だが、発売と同時に回収され、インターネット掲載記事も2時間後に削除され、転載も禁じられた。しかし義憤を覚えた市民たちが、外国語、絵文字、甲骨文字、金石文字、モールス信号、点字、QRコードを駆使して記事を拡散させた。本稿はその全文の日本語訳である。 武漢市中心病院は、感染源と見られた「華南海鮮市場」の近く

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