マガジンのカバー画像

文藝春秋digital

一流の作家や知識人、ジャーナリストによる記事・論考・ルポルタージュなどを毎日配信。執筆陣のオンラインイベントも毎月開催中。月額900円で記事が読み放題&イベント見放題のサービスで… もっと読む
月刊誌『文藝春秋』の特集記事を中心に幅広いテーマの記事を配信しています。政治家や経営者のインタビュ… もっと詳しく
¥900 / 月
運営しているクリエイター

#最強の教養書10

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

スキ
8

『存在と時間』 マルティン・ハイデガー(後編)|福田和也「最強の教養書10」#10

人類の栄光と悲惨、叡智と愚かさを鮮烈に刻み付けた書物を、ひとは「古典」と呼ぶ。人間知性の可能性と限界をわきまえ、身に浸み込ませることを「教養」という。こんな時代だからこそ、あらためて読みたい10冊を博覧強記の批評家、福田和也がピックアップ。今回は、ハイデガーによる、この1冊。(後編) ★前編を読む。 死の恐怖に怯えながらも成長し大学に入った私はフランス文学を専攻して、一つのテーマを得た。 それは第二次世界大戦中、1940年から44年までのドイツ占領軍のフランス統治に協力

スキ
9

『存在と時間』 マルティン・ハイデガー(前編)|福田和也「最強の教養書10」#10

人類の栄光と悲惨、叡智と愚かさを鮮烈に刻み付けた書物を、ひとは「古典」と呼ぶ。人間知性の可能性と限界をわきまえ、身に浸み込ませることを「教養」という。こんな時代だからこそ、あらためて読みたい10冊を博覧強記の批評家、福田和也がピックアップ。今回は、ハイデガーによる、この1冊。(前編) 私は眠れない子供であった。 ベッドに入って、目をつぶっても、意識が覚醒していて、眠りの世界に入っていけない。 仕方がないので、枕元に小さなスタンドを置いて、夜通し本を読んでいた。 中学生

スキ
15

福澤諭吉『文明論之概略』(後編)|福田和也「最強の教養書10」#9

人類の栄光と悲惨、叡智と愚かさを鮮烈に刻み付けた書物を、ひとは「古典」と呼ぶ。人間知性の可能性と限界をわきまえ、身に浸み込ませることを「教養」という。こんな時代だからこそ、あらためて読みたい10冊を博覧強記の批評家、福田和也がピックアップ。今回は、福澤諭吉による、この1冊。(前編) ★前編を読む。 『文明論之概略』が出版されたのは、明治8年8月。『学問のすゝめ』14編が刊行されて間もなくのことだった。 嘉永6年のペリーの来航によって日本は、西欧が支配する政治と経済に適応

スキ
11

福澤諭吉『文明論之概略』(前編)|福田和也「最強の教養書10」#9

人類の栄光と悲惨、叡智と愚かさを鮮烈に刻み付けた書物を、ひとは「古典」と呼ぶ。人間知性の可能性と限界をわきまえ、身に浸み込ませることを「教養」という。こんな時代だからこそ、あらためて読みたい10冊を博覧強記の批評家、福田和也がピックアップ。今回は、福澤諭吉による、この1冊。(前編) 日本で初めて1万円札が発行されたのは、1958年12月1日である。 インフレと高度経済成長に対応するため、高額紙幣が必要になったという理由からだが、当時の大卒の初任給が1万3000円だったこと

スキ
10