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霞が関コンフィデンシャル<官界インサイドレポート>

霞が関コンフィデンシャル<官界インサイドレポート>

日本を動かすエリートたちの街、東京・霞が関。日々、官公庁を取材する記者たちが官僚の人事情報をどこよりも早くお届けする。 ★「菅ライン」の完成初の首脳会談を終え、無難に離陸した日米関係は、菅義偉首相の信任が厚い外務官僚群が主導していくことになる。 コロナ下でジョー・バイデン米大統領は、初の対面相手に日本を選んだ。米側の事務方で中心的な役割を担ったのが国家安全保障会議(NSC)でインド太平洋調整官を務めるカート・キャンベル氏。古くからの代表的な知日派のキャンベル氏の知己は多い

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丸の内コンフィデンシャル<財界インサイドレポート>

丸の内コンフィデンシャル<財界インサイドレポート>

日本の経済の中心地、東京・丸の内。敏腕経済記者たちが“マル秘”財界情報を覆面で執筆する。 ★ドンの痛恨事富士フイルムホールディングス(HD)のドン、古森重隆会長兼CEOが6月の株主総会で取締役からも退き、最高顧問になる。 日立製作所の画像診断機器事業の買収が完了し、富士ゼロックスが富士フイルムビジネスイノベーション(BI、真茅久則社長兼CEO)に4月1日付で社名変更する大きな節目を引き際に選んだ。 助野健児社長兼COOが代表権のある会長兼取締役会議長、メディカルシステム

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霞が関コンフィデンシャル<官界インサイドレポート>

霞が関コンフィデンシャル<官界インサイドレポート>

日本を動かすエリートたちの街、東京・霞が関。日々、官公庁を取材する記者たちが官僚の人事情報をどこよりも早くお届けする。 ★令和皇室を支える側近天皇陛下の最側近・侍従長に別所浩郎侍従次長(昭和50年、外務省入省)が4月1日付で昇格。宮内庁では、天皇はじめ皇族と日常的に接している職員や職域を「オク」、他省庁と同じ機能・仕事を担う官房を「オモテ」と称する独特の区分けがある。 オクの職員は「公」の部分のみならず天皇家・皇族の「私」にもかかわるため、相性のよさが人事の肝となり、その

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丸の内コンフィデンシャル<財界インサイドレポート>

丸の内コンフィデンシャル<財界インサイドレポート>

日本の経済の中心地、東京・丸の内。敏腕経済記者たちが“マル秘”財界情報を覆面で執筆する。 ★経団連人事に異論経団連は、新任の副会長としてディー・エヌ・エー(DeNA)の会長、南場智子氏、日立製作所の東原敏昭社長ら7人を起用する。 6月1日の定時総会を経て新体制となる。任期は2期4年。経団連の中西宏明会長(日立製作所会長)は病気療養が長引くが、オンライン記者会見で「あと1年強の任期を完遂したい」と悲壮な決意を語った。 中西人事の目玉は、DeNAの南場氏の副会長就任だ。女性

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霞が関コンフィデンシャル<官界インサイドレポート>

霞が関コンフィデンシャル<官界インサイドレポート>

日本を動かすエリートたちの街、東京・霞が関。日々、官公庁を取材する記者たちが官僚の人事情報をどこよりも早くお届けする。 ★“剛腕”の後始末 “官邸ポリス”の頂点に君臨する杉田和博官房副長官(昭和41年、警察庁入庁)は、用意周到に松本光弘警察庁長官(58年)と斉藤実警視総監(60年)の体制で東京五輪を迎えるシフトを組んできた。この1月の人事では、栗生俊一前長官(56年)に冷や飯を食わされた面々が要職に復活。官房長時代から5年に及ぶ栗生氏の“圧政”の軌道修正が図られている。

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田原総一朗が語る、菅義偉 「やると言ったら絶対やる頑固な男」

田原総一朗が語る、菅義偉 「やると言ったら絶対やる頑固な男」

2020年9月16日にスタートした新政権は、「国民のために働く内閣」を掲げ、デジタル庁の創設、携帯電話料金の値下げなど様々な改革案を打ち出した。現在の国内は、新型コロナウイルス感染拡大の「第3波」に見舞われているが、菅義偉首相(72)はこの難局を乗り越え、改革を実現させることは出来るのか。政界のご意見番であるジャーナリスト・田原総一朗氏が語る。 安倍前首相が「菅さんがいい」と断言 田原氏 実は私は、菅さんが総理大臣になるだろうという予感は、2年前からしていたんですよ。

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“ポスト菅”候補不在で自民党内にくすぶる三たびの「安倍待望論」

“ポスト菅”候補不在で自民党内にくすぶる三たびの「安倍待望論」

菅政権への不安と不満が「あの男」を担ぎ出すのか?/文・赤坂太郎 <この記事のポイント> ●「パクス・アベーナ」が終わり、自民党は戦国時代に入った ●今回の政権樹立で二人三脚だった菅首相と二階幹事長だが、対立の芽が見え始めている ●「ポスト菅」候補の面々はどれも帯に短し襷に長し。そこで最大公約数として安倍前首相が浮上する可能性がある 「ポスト菅」を狙う茂木 「安倍一強」の時代、自民党内の実力者同士が対立することはあっても、前首相、安倍晋三の下の小競り合いで収まった。「安倍

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【特別座談会】東京五輪1964の記憶「選手村のビフテキはうまかった」

【特別座談会】東京五輪1964の記憶「選手村のビフテキはうまかった」

1964年――日本中が1つになって五輪を待ち望んでおり、想像できないほどの盛り上がりを見せていた。開会式のことは今でも非常に晴れやかな気持ちと共に思い出す――今だから洗いざらい語れるあの日の思い出。当時の日本代表選手たちが回顧する。/川淵三郎(サッカーベスト8)×谷田絹子(女子バレーボール金メダル)×君原健二(マラソン8位) 五輪後は「月とすっぽん」 川淵 君原さん、今日はお住まいの北九州市からわざわざご足労いただいて、ありがとうございます。 君原 いえ、もともと明日目

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「桜を見る会」で再浮上する岸田総裁論

「桜を見る会」で再浮上する岸田総裁論

安倍一強が揺らいでいる。閣僚の連続辞任、「桜を見る会」と相次ぐ不祥事。そんな中、「ハト派による改憲」シナリオが台頭してきた。すなわち、次期総裁として、岸田文雄が浮上してきたのである。/文・赤坂太郎 相次ぐ不祥事の中、「ハト派による改憲」シナリオが台頭してきた  存外、権力の行く手を嗅ぎ取る感覚はその外周円の方が鋭いのか。安倍晋三が最長首相となる3日前の11月17日、東京都・信濃町の創価学会総本部。公明党の支持母体・創価学会が、任期満了を迎えた原田稔会長の「再任」を決めた。

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寸前のGSOMIA破棄回避「文在寅迷走」の全内幕

寸前のGSOMIA破棄回避「文在寅迷走」の全内幕

11月23日に期限を迎えていたGSOMIA失効は、寸前に回避された。強硬な態度を貫いていた青瓦台(大統領府)内部では一体何が起こっていたのか。取材を進めると、「青瓦台の高官が事態をこじらせた」ということが分かってきた。/文・牧野愛博(朝日新聞編集委員) 電話での協議を毎日のように  11月23日午前零時のGSOMIA失効まであと2週間という時点で、事態が好転する気配はなかった。唯一、つながっていたのは外務省の秋葉剛男事務次官と韓国外交部の趙世暎第1次官のラインだ。  こ

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