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楽しきフェミニズムはいかが?|塩野七生「日本人へ」

文・塩野七生(作家・在イタリア) 私はこれでも女だから、日本で言われている女性活躍推進には大賛成だが、安倍内閣では党約にもなっていたにもかかわらず、この素晴らしい考えは明らかな成果にはつながらないままで先細りになりそう。なぜか。 答えは簡単で、既得権者たち、つまり男たちが積極的にならないからだが、改革に反対するのは既得権者であること、古今東西変らない真実でもある。それにテキは、はっきりと反対したのでは守旧派と見られるのを怖れてか、ズルイ手まで使う。 一昔前、大新聞の社長

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