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コロナヴィールスで考えたこと|塩野七生「日本人へ」

コロナヴィールスで考えたこと|塩野七生「日本人へ」

文・塩野七生(作家・在イタリア) コロナヴィールスの流行はいまだ先が見えていないが、いずれは終息するだろう。人類の歴史は流行病の歴史と言ってよく、いくらかの期間は置くにしろ、発生と終息のくり返しであったのだから。とは言え歴史上では、発生するのは後進国でそれが先進国に伝染してきて終息する、が常であったので前回のSARSも今回も発生地が世界第2の強国というのは、伝染病の歴史では異例になるのかも。 現代では「検疫」の意味の世界共通語になっている「Quarantine」とは、もと

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