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坂東玉三郎「司馬遼太郎さんが教えてくれたこと」

坂東玉三郎「司馬遼太郎さんが教えてくれたこと」

歌舞伎俳優の坂東玉三郎さんは、「コロナ禍の中で、心配だったのは、体を使う機会が減ることでした」と語る。15年前からDVDを持っていた司馬遼太郎さんの『街道をゆく』(NHK)DVD全19巻を一気見し、自国を愛すること、についてのメッセージを受け取ったという。/文・真山仁(作家) 真山氏 移動の自由を奪われると…… 「コロナ禍の中で、心配だったのは、体を使う機会が減ることでした」 歌舞伎俳優として玉三郎は、肉体のケアに、細心の注意を払う。公演の前後に体のコンディションを整え

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歌舞伎再開「半年ぶりの舞台で」|中村吉右衛門

歌舞伎再開「半年ぶりの舞台で」|中村吉右衛門

新型コロナウイルスの影響であらゆる舞台が中止を余儀なくされたが、それは歌舞伎も例外ではなかった。歌舞伎座は3月の公演を取りやめ、ようやく再開されたのは8月の「8月花形歌舞伎」から。 中村吉右衛門さんも半年間、舞台のない生活を経て、「9月大歌舞伎」の「双蝶々曲輪日記(ふたつちようちようくるわにつき) 引窓(ひきまど)」で舞台に復帰し、濡髪長五郎を演じている。 3月から舞台復帰までの日々を振り返る。 中村氏 無観客の舞台をYouTube配信 今回のコロナ禍というものは、も

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狂言・歌舞伎・文楽 三番叟の共演 / 吉田玉男

狂言・歌舞伎・文楽 三番叟の共演 / 吉田玉男

文・吉田玉男(人形浄瑠璃文楽・人形遣い)  天皇陛下の「即位礼正殿の儀」の翌10月23日。儀式に参列するため来日した外国の元首らを招いた内閣総理大臣夫妻主催晩餐会が開かれた。その席上、文化行事として「三番叟(さんばそう)」が披露され、狂言師の野村萬斎さん、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんと出演させていただいた。  今回の三番叟は、文化行事の総合アドバイザーでもあった野村萬斎さんの発案により、異なる3つの伝統芸能が同じ演目を同時に演じるという、おそらく歴史的にも初めての特別な試み

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