文藝春秋digital

【東郷和彦×小泉悠】ロシア反政権デモ……それでもプーチンはまだまだ生き残る

【東郷和彦×小泉悠】ロシア反政権デモ……それでもプーチンはまだまだ生き残る

恐怖政治でも支持される、プーチンの強さの源を探る——。/東郷和彦(京都産業大学客員教授)×小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター特任助教) <summary> ▶︎いろいろと批判は受けつつも、ロシア国民の多くはプーチンを支持している。支持層の多くを占めているのは中高年の世代 ▶︎めちゃくちゃな人物だったエリツィンの後、急に若くてきちんとした感じのプーチンが登場し、国民からすれば、頼りになりそうだと期待した ▶︎なんらかの形でプーチンは権力を持ち続けるが、それがどういう形に

9
池上彰さんの「今月の必読書」…『毒殺 暗殺国家ロシアの真実』

池上彰さんの「今月の必読書」…『毒殺 暗殺国家ロシアの真実』

ソ連時代から続くロシアの“見せしめ” かつてのソ連には言論の自由がなかったけれど、いまのロシアには「言論の自由」がある。ただし、その後の生命の保障はない。 こんなブラックジョークがあるのが、プーチン政権下のロシアです。2020年8月、ロシアの野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が旅客機内で体調が急変。いったんはロシア国内の病院に搬送されましたが、「ロシア国内では危険だ」という支援者の判断でドイツに移送されました。その結果、旧ソ連軍が開発した毒薬「ノビチョク」を盛られたことが

6