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文藝春秋digital

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#自粛警察

文藝春秋digital読者の皆さまへ、編集長より最後のお願い【「文藝春秋 電子版」1年無料プランのご案内】

5月31日、「文藝春秋digital」はクローズいたします。 これまで「文藝春秋digital」をご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。 先にもお知らせした通り、月刊文藝春秋のサブスクリプションは「文藝春秋 電子版」に一本化します。これまで「文藝春秋digital」をご愛読いただいた皆さまには、突然のお知らせになったことを、改めてお詫び申し上げます。 「文藝春秋digital」のサービスが終了しますと、6月から皆さまに最新記事をお届けできなくなってしまいます

中野信子×鴻上尚史|日本人の「脳」がつくる「同調圧力」

自粛警察、正義中毒。日本人による相互監視・バッシングはなぜ止まないのか 。/中野信子(脳科学者)×鴻上尚史(作家・演出家) <summary> ▶︎自分が知らない相手をどれだけ信頼するかの尺度、社会学でいう「一般的信頼」が日本は非常に低い ▶︎日本人はセロトニントランスポーターが少なく、不安になりやすい民族と言える ▶︎今いる自分たちの社会のルールが壊れるのではないかという不安がバッシングにつながっている 中野氏(左)と鴻上氏(右) コミュニティにはイケニエが必要 中野

「自粛警察」の正体──小市民が弾圧者に変わるとき|石戸諭

「正義」に駆られたとき、人は豹変する。自称「撃退・報道系ユーチューバー」の「令和タケちゃん」は、どこにでもいる26才の生真面目な若者だ。オンライン上とオフラインの言動には多くのギャップがある。彼を駆り立てるものは何なのか。暴走する人々の内在論理に肉薄するレポート。/文・石戸諭(ノンフィクションライター) 石戸氏 「自粛警察」側の論理 緊急事態宣言が発令されてからわずか1週間後の東京・JR大塚駅前――。4月14日午前5時ごろ、事件は起きた。豊島区職員の男が飲食店2店舗のドア

中野信子×ヤマザキマリ|自粛警察、正義中毒……コロナでバレた先進国の「パンツの色」

危機の時こそ、その国の“本当の素顔”が明らかになる。イタリアに住むヤマザキさんと、日本に住む中野さんが、コロナ禍で明らかになったあらゆる「本性」を語り合った!/中野信子(脳科学者)×ヤマザキマリ(漫画家) フリーライダーを罰することは快感ヤマザキ 今回、新型コロナウイルスによって、平時には隠れていた世界各国の「本性」が明らかになった気がします。下世話な表現を使うと、コロナが「お前はどんなパンツをはいているのか、脱いで見せてみろ」とそれぞれの国に迫っている。 中野 ははは、