
一流の作家や知識人、ジャーナリストによる記事・論考・ルポルタージュなどを毎日配信。執筆陣のオンラインイベントも毎月開催中。月額900円で記事が読み放題&イベント見放題のサービスで…
もっと読む
¥900 / 月
- 運営しているクリエイター
#選挙

岸田首相に「語る口」はあるか 「黄金の三年間」という言葉こそが政党政治の劣化を物語っている 曽我豪(朝日新聞編集委員)
文・曽我豪(朝日新聞編集委員) 勝利が所与のものであるかのよう 今夏の参院選の最大の特徴は、その盛り上がりのなさかもしれない。 この原稿を書いている6月末の段階でも、世論調査の結果はまるで岸田文雄自公政権の勝利が所与のものであるかのようで、野党に向けられる関心は、立憲民主党と日本維新の会との「野党第一党レース」にとどまるかに見える。 20年以上続いた「自公」と「民主」の2つの塊が政権を奪い合うピリピリとした緊張感は消え、与野党とも現状維持ないしは躍進や復調を目指すだけの
スキ
1