文藝春秋digital

繋がりと分断|金原ひとみ

文・金原ひとみ(作家) コロナで生活は変わりましたか? とインタビューなどでよく質問を受ける。あまりピンとこず、「大して変わってないです」と答えてきたし、実際、中学に入学したばかりなのに3ヶ月近く学校に通えなかった長女や、入社早々研修が飛び、在宅勤務と休業を織り交ぜながらのイレギ…

ワクチン、治療法、集団免疫がない……最悪の近未来予想図|203X年の“新しい日常”

COVID-19のパンデミックがエンデミック化した時、我々を待っているのはどのような日常なのだろうか。暗黒の未来をスケッチする。「極端な想定」によって可視化できるものとは?/文・川端裕人(作家) 川端氏 語りうる最悪のシナリオは 現時点(2020年6月)から想定できる範囲内での「最悪」を考え…

塩野七生「コロナウイルス散見記」

文・塩野七生(作家・在イタリア) 4月12日、執筆中だった書き下ろしの550枚、脱稿。最後に「完」と書くときの気分は、50年が過ぎようとやはり格別。その後にいつもならば、「2020年・春、ローマにて」と書くのだが、今回は、「4月12日、コロナウイルスのおかげで外出厳禁中のローマにて」と書いた。…