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#村上春樹

「村上春樹と井上陽水の『日本語』」ロバート・キャンベル×有働由美子

news zeroメインキャスターの有働さんが“時代を作った人たち”の本音に迫る対談企画「有働由美子のマイフェアパーソン」。今回のゲストは、日本文学研究者のロバート・キャンベルさんです。 キャンベルさん(左)と有働さん(右) 江戸文学から村上春樹ライブラリーまで語り尽くす有働 お久しぶりです! たぶん2017年のキャンベルさんの“結婚式”以来ですよね。 キャンベル 懐かしい! 僕の還暦祝いのパーティのはずが、その場でパートナーとの結婚披露宴みたいになり……。有働さん、頼

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濱口竜介 カンヌより

文・濱口竜介(映画監督) カンヌ国際映画祭には3年ぶりの参加でしたが、パンデミックの最中でも、熱気は以前とさほど変わりませんでした。コンペティション部門で、私の作品が上映されたときは、客席はほぼ満席で歓声が湧き、日本人の私の感覚からすると、少し怖く思えるほどでした。 村上春樹さんの原作を映画化した『ドライブ・マイ・カー』が私にとっては2度目のカンヌ映画祭、コンペティションへの出品でした。結果として、東京藝術大学大学院で私の先生だった黒沢清監督が受賞されて以来、20年ぶりの

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「一人称単数」を読むと、筋の通らない物語を語りたくなる|岸田奈美

村上作品の感想を書くと、なぜか自分の話ばかりしてしまう文藝春秋さんから「『一人称単数』の書評をお願いします」と頼まれて、嬉々として引き受けた数分後に、わたしは唸りながら頭を抱えていた。 わたしは4月に刊行された「猫を棄てる 父親について語るとき」で、はじめて村上春樹作品を手にとった。わたしが彼の作品に長く手が伸びなかったのは、亡き父が熱烈なファンであったことに由来するのだけど、長くなるのでここで説明はやめておく。 ともかくその本に深く感動して、単行本を片手にしばらく放心し

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第81回「文藝春秋読者賞」を発表します !

 第81回読者賞は昨年12月9日、選考顧問の片山杜秀氏、本郷和人氏、三浦瑠麗氏、弊社社長・中部嘉人の4名の立ち会いのもと、読者の皆さまの投票結果を踏まえて選考にあたり、下記のように決定いたしました。  村上春樹氏の「猫を棄てる」は、村上氏が初めて亡き父について綴った記事でしたが「戦争と人生について改めて考えさせられた」と読者から高い共感を得ました。  グレッグ・ケリー氏のインタビューは、自身も逮捕された、「ゴーン元会長事件」の真相を記したものでしたが「検察情報だけではわか

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