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老境にありて――仲代達矢

老境にありて――仲代達矢

文・仲代達矢(俳優)  写真・©「帰郷」時代劇パートナーズ  昨年春、私の役者人生は68年目を迎えました。役者としての晩年を意識しながら主人公を演じた作品が、藤沢周平さんの時代小説が原作の『帰郷』です。  私が演じる博奕(ばくち)打ちの宇之吉は老境を迎え、死の足音を聞き自分の人生への未練に気付き、生まれ故郷の木曾福島宿に向かいます。  自分の87年間の人生と重なったからでしょうか、どこの場面で、というわけではないのですが試写を見て思わず涙がこぼれました。若い頃は完成した

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スターは楽し「ルトガー・ハウアー」――芝山幹郎

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