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文藝春秋digital

月刊誌『文藝春秋』の特集記事を中心に配信。月額900円。(「文藝春秋digital」は2023年5月末に終了します。今後は、新規登録なら「月あたり450円から」の「文藝春秋 電子… もっと読む
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#現場の声

文藝春秋digital読者の皆さまへ、編集長より最後のお願い【「文藝春秋 電子版」1年無料プランは明日まで!】

明日5月31日、「文藝春秋digital」はクローズいたします。 これまで「文藝春秋digital」をご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。 先にもお知らせした通り、月刊文藝春秋のサブスクリプションは「文藝春秋 電子版」に一本化します。これまで「文藝春秋digital」をご愛読いただいた皆さまには、突然のお知らせになったことを、改めてお詫び申し上げます。 「文藝春秋digital」のサービスが終了しますと、6月から皆さまに最新記事をお届けできなくなってしまい

自衛隊大物OBは告発する 堀川惠子

農作業、雪祭り、家畜処分…自衛隊は便利屋なのか。/文・堀川惠子(ノンフィクション作家) 自衛隊の存在意義を問う 春北風が路上をさらう年度末の夜、東京・六本木のとある中華料理店。待ち合わせの15分以上も前に背を正して座る、戦車のように分厚いその後ろ姿には妙な迫力があった。 陸上自衛隊元幕僚長、岡部俊哉(63)。陸自最強部隊といわれる第1空挺団出身、組織ど真ん中のキャリアパスを経て陸幕長に昇りつめながら2017年、南スーダン日報問題で稲田防衛大臣とともに引責辞任。「豪胆と緻密

【医療現場報告】絶望の「重症者病棟」から——「どう? 診れる?」「正直、無理です」

「正直無理です」。ゴールが見えない闘いのなか、現場は疲弊している。/ 文・岡秀昭(埼玉医科大学総合医療センター総合診療内科・感染症科教授)、聞き手・河合香織(ノンフィクション作家) <summary> ▶︎重症者の受け入れについては、医療崩壊が起こっていると判断していい状態 ▶︎患者の希望を踏まえて入院の振り分けをする“自然なトリアージ”がおこなわれている ▶︎コロナ患者を日常的に診ている医師とそうではない医師の間で、状況判断にズレや分断が起こっている 岡氏 重症者の治