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特別養子縁組で親になる|久保田智子

特別養子縁組で親になる|久保田智子

文・久保田智子(TBS報道局所属) かつてアナウンサーだった私は、天真爛漫だね、などと言われることも少なくなかった。その都度、自分の内面の暗さは表面化していないのだな、と安心した。 「子供は難しいでしょう」。そう医者に告げられたのは20代の頃だった。それからというもの、自分は不幸の塊だと思って生きていた。結婚して、子供を持って、いつか孫ができて、死んでいく。それまで当たり前に思い描いていた人生の歩みは、自分にとっては決して当たり前ではなく、どんなに努力をしても手に入らない

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河瀨直美監督が語る五輪映画「コロナ禍と人類の一歩を描きたい」

河瀨直美監督が語る五輪映画「コロナ禍と人類の一歩を描きたい」

news zeroメインキャスターの有働さんが“時代を作った人たち”の本音に迫る対談企画「有働由美子のマイフェアパーソン」。今回のゲストは映画監督の河瀨直美さんです。「私の父は何者?」自分の生いたちに苦しんだ10代から、新作映画、東京五輪への思いを語ります。 <この記事のポイント> ●「特別養子縁組という制度をもっと知ってほしい」という思いも、河瀨監督の最新作『朝が来る』を撮る原動力の一つだった ●河瀨組が大切にするのは現場のリアリティ。演者には最低でも1週間前に役積みのた

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