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#宇佐見りん

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

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宇佐見りん「くるまの娘」“正しさ”で割り切れないもの 評者・平松洋子

“正しさ”で割り切れないもの小説でなければ伝え切れないものが、明確な輪郭と質量とともに存在している――読後、まっさきに脳裏に浮かんだ感情だ。『くるまの娘』が浮き上がらせるものの正体、それは、とかく「正しさ」を言い募り合う個人や社会のありさまでもある。 ある家族の壮絶な修羅が描かれる。ふだんは穏やかだが、スイッチが入ると残酷さを丸出しにして言葉と力の暴力をふるう父。かつては気丈だったが、脳梗塞を患い、健忘の後遺症とアルコール依存に苦しみ、しばしば錯乱する母。兄は家を去り、弟は

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第164回芥川賞『推し、燃ゆ』 宇佐見りんインタビュー「書くことは、失ったものを取り戻すための行為でした」

「受賞が決まった夜は、カップ焼きそばを買って帰りました」。そう語る21歳、現役大学生作家の宇佐見りんさんは、「小説を書く」という行為にどのように向き合ってきたのでしょうか。受賞直後のインタビューで赤裸々に語ってくれました。 受賞のことば 宇佐見りん 「今の気持ち」を喋るうちに壊れそうな気がした。書き言葉が残るのは当然だが、会見など吟味できない喋り言葉も残るので簡単に口をひらけなくなる。でも「本気の言葉」は無尽蔵には出てこない。 言葉やお花が届いた。お世話になっている人、

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