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コロナ自粛を吹っ飛ばす「厳選10本」 本気で笑える映画、泣ける映画

コロナ自粛を吹っ飛ばす「厳選10本」 本気で笑える映画、泣ける映画

おこもりシネマで爆笑して大泣きしてストレスを発散しよう。/芝山幹郎(評論家・翻訳家) <summary> ▶︎コメディ映画を見て笑うことで、心が修復されることがある ▶︎大泣きするのもいい。心が浄化されます。ただし、しくしく、めそめそ泣くのは身体に悪いので、わんわん泣くほうがいい ▶︎他人の目にそこまで縛られるぐらいなら、頭を空にしてコメディを見たり、泣ける映画を見たりしているほうが、人生楽しくなる 芝山さん 映画で心身を活性化 いま「コロナ鬱」という言葉があるくらい

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スターは楽し 三國連太郎|芝山幹郎

スターは楽し 三國連太郎|芝山幹郎

三國連太郎 写真:共同通信社 快楽の記憶を上書きする人 1960年代の後半、私が青二才だったころ、三國連太郎は「狂気と妖怪」の代名詞で、「悪徳」や「猛毒」の権化だった。野性や謎や色気という言葉を口にするたび、彼の名はいつも引合いに出された。『飢餓海峡』、『にっぽん泥棒物語』(ともに1965)、『神々の深き欲望』(1968)といった濃密な作品が立て続けに公開された時期のことだ。 三國連太郎は、若者のあこがれだった。畏怖の対象でもあり、少し離れた場所から見ていたい年長者

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