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人類は楽観主義になり、もっと未来に期待するべきだ / スティーブン・ピンカー(『21世紀の啓蒙』)

人類は楽観主義になり、もっと未来に期待するべきだ / スティーブン・ピンカー(『21世紀の啓蒙』)

 「今、世界では多くの人々が貧困にあえぎ、福祉や教育制度は崩壊し、政治でも分断が進んだ。環境問題は待ったなしで、その上、テロや犯罪によって多くの命が奪われている」。このように世界の現状を批判的に捉え、絶望している人々は多いだろう。  こうした、希望のない現状評価に対して、「それは『地球は平らだ』と主張するくらい、全くの誤りだ」と断言するのは、ハーバード大学心理学教授のスティーブン・ピンカー氏(65)だ。同氏は進化心理学の第一人者で、2004年には『タイム』誌の「世界で最も影響

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