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“二階外し”仕掛け人は誰か? 赤坂太郎
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“二階外し”仕掛け人は誰か? 赤坂太郎

岸田出馬の背後にチラつく2つの「A」。そして事実上の自主投票に……。/文・赤坂太郎 約110万人の自民党員 「最近、眠れない」「疲れがとれない」 生気のない顔で周囲にこうぼやいているのは、首相の菅義偉である。 8月に実施されたマスコミ各社の世論調査では、菅内閣の支持率は3割前後。東京五輪開催で支持率が上向くはずとの目論見は、見事に裏切られた。一方、自民党の政党支持率は3割台を保持。永田町に伝わる青木幹雄の方程式、すなわち内閣支持率と政党支持率を足して5割を割れば早晩内閣

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【コロナ・東京五輪・中国すべて語ろう】「明日解散でも自民党は勝つ」|二階俊博

【コロナ・東京五輪・中国すべて語ろう】「明日解散でも自民党は勝つ」|二階俊博

支持率低下は心配ない。不満を受け止めるのが政権与党の宿命だ。/文・二階俊博(自民党幹事長)、聞き手・篠原文也(政治評論家) 二階氏(左)と篠原氏(右) 「五輪中止は簡単に議論するものではない」――昨年9月16日に菅義偉政権が発足してから、およそ10カ月が経とうとしています。二階さんはここまでの働きぶりを率直にどのように評価されていますか。 二階 この10カ月、菅総理は一日一日を大事に、非常に謙虚な姿勢で仕事に取り組まれてきた。党の運営にあたり、また内閣のトップとしてリー

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菅政権「支持率急落」の裏で——二階、麻生、安倍の策謀

菅政権「支持率急落」の裏で——二階、麻生、安倍の策謀

「桜」だけでなく「菊」までもが政争の具に?/文・赤坂太郎 <summary> ▶︎安倍政権の経済ブレーンたちが執拗に菅の懐刀デービッド・アトキンソン批判を展開している ▶︎麻生と安倍が早期の解散総選挙の必要性で足並みをそろえ、菅の解散先送り戦略を苦々しく思っている ▶︎コロナに加え、「皇女」制度創設をはじめとする国の長期的課題が菅に押し寄せている 「桜」だけでなく「菊」までもが政争の具となるのか? 昨年12月4日夜、東京・赤坂の日本料理屋。副総理兼財務相の麻生太郎と自民

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“権力のブラックホール”二階俊博「最後のキングメーカー」の研究

“権力のブラックホール”二階俊博「最後のキングメーカー」の研究

生い立ちからの歩みを丹念に取材し、鋭い政局勘、政敵とも話ができる老獪さ、すべてを飲み込んでしまう怪物幹事長の正体に迫ったレポート。/文・広野真嗣(ノンフィクション作家) <この記事のポイント> ●二階氏本人は「自分は“たたき上げ”ではない。政治の本筋を歩いてきたという自負がある」と語る ●周囲に評判を聞くと、きまって「気配りの人」という声が返ってくる ●だが、ここ数年、「二階王国」とも呼ばれる地元では、有権者の“冷ややかな反応”が目立つ 挙動で政局を動かした 紀の川中流

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「二階俊博」その男、面妖につき――新政権樹立の功労者へ

「二階俊博」その男、面妖につき――新政権樹立の功労者へ

安倍首相の辞任表明から、今回の総裁選の荒波を巧みに乗りこなしたのは、財務相兼副総理の麻生太郎、幹事長の二階俊博、そして自ら総裁候補に名乗りを上げた官房長官の菅義偉の3人だった。中でも、「面妖な動き」を見せたのは二階幹事長。そのしたたかな戦略とは——。/文・赤坂太郎 再発の兆候 7年8カ月に及ぶ一強政権の後に繰り広げられたのは、新たな一強の「勝ち馬」に乗ろうとする者たちの騒乱であった。 首相の安倍晋三は8月28日の会見で、「総裁を辞めていく立場で、私から次の総裁選に影響力

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