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#ローマ帝国

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

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塩野七生 各人各句 日本人へ222

文・塩野七生(作家・在イタリア) 他の人のことは知らないが、私の場合の執筆の動機は、その人物の歴史上の重要度なんぞにはない。その人が言ったという一句に眼がとまり、このようなことを口にする男とはどんな人間であったのか、に興味を持ったことから始まるので、入り口は常に、学問的どころかすこぶる感覚的。 冬のある日、翌年の春に東征に発つと決めたアレクサンダーは、出陣の挨拶に旧師を訪れた。50歳に達していたアリストテレスは、今ではマケドニアの王になっているアレクサンダーの少年時代の教

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コロナウイルス騒動 人(国)みな本性を現わす|塩野七生

「ギリシア人は神殿を建てるが、ローマ人は上下水道の完備のほうを優先する」とギリシア人自身が書いている。それゆえ古代のローマ人は、300年もの間、疫病に襲われなかった。キーワードは「清潔」だ。/文・塩野七生(作家・在イタリア) イタリアには2つの感染経路が戒厳令ならば大雪か雲が厚くたれこめているかでないと似合わないのに、ローマでは雲ひとつない快晴がつづいている。しかも気温は、まだ3月も終っていないのに完全に春。窓の下の桃も、花は散ってしまった。それでいて、外出は厳禁。この現状

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