マガジンのカバー画像

文藝春秋digital

一流の作家や知識人、ジャーナリストによる記事・論考・ルポルタージュなどを毎日配信。執筆陣のオンラインイベントも毎月開催中。月額900円で記事が読み放題&イベント見放題のサービスで… もっと読む
月刊誌『文藝春秋』の特集記事を中心に幅広いテーマの記事を配信しています。政治家や経営者のインタビュ… もっと詳しく
¥900 / 月
運営しているクリエイター

#死別

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

スキ
4

栗原はるみ「夫が愛したポテトサラダ」

彼にだけは嫌われたくない──。その一心で料理を続けました。/文・栗原はるみ(料理家) 栗原さん おいしい料理を再現するには 〈はるみ様 心底からの感謝と尊敬、そして愛を申します。〉 〈君は常に努力の人です。いつも前を向き、決して手を抜かない。〉 2019年8月に亡くなった夫・玲児が手帳に書き記していた言葉です。その前年に肺にがんが見つかり、亡くなる6カ月前に余命宣告を受けていたのですが、それが私への最後のメッセージになりました。手帳にはほかにもメッセージが、しっかりし

スキ
306

小池真理子「かたわれ」の死を書く 夫の死は、奈落の底に突き落とされたようなものでした 聞き手・佐久間文子

小池真理子(作家)、聞き手・佐久間文子(文芸ジャーナリスト) 小池さん 「今しか書けないものを書き残しておこう」作家の藤田宜永さんが肺腺がんのため亡くなったのが2020年1月30日。妻の小池真理子さんとは、おたがいを「かたわれ」と思う、強く結ばれた関係だった。最愛の夫を見送った心境を『月夜の森の梟』(朝日新聞出版)につづった小池さんに、波乱に富んだお二人の37年について聞いた。 ——『月夜の森の梟』の連載が朝日新聞で始まったのは、藤田さんが亡くなって半年もたたない時期で

スキ
22

『九十歳のラブレター』著者・加藤秀俊さんインタビュー

今から2年前、加藤秀俊さんは妻・隆江さんを喪った。朝食の準備を済ませ、部屋まで呼びに行くが返事がない。 〈あなたは目を見開き、口をあけたままうごかない。いつもなら握り返してくれるはずの手は冷たく、なんの手応えもなかった〉 原因は虚血性心不全。お互いに90歳を目前に控え、どこか覚悟はしていたが、その別れは突然のことだった。 戦後日本を代表する社会学の泰斗にして、『孤独な群衆』の翻訳や『メディアの発生』など数々の著書を世に出してきた加藤さん。小松左京らと、大阪万博のブレーン

スキ
13

ルポ・コロナ死「さよなら」なき別れ コロナ病棟「家族ケアチーム」の奇跡|柳田邦男

「“最期の刻”に手を握りたい」その思いに現場が動いた──。/文・柳田邦男(ノンフィクション作家) <この記事のポイント> ●東京・中央区の聖路加国際病院では、患者と家族とのコミュニケーションを容易にするために、タブレットを40台すみやかに購入することに決めた ●川崎市の聖マリアンナ医科大学病院は、「家族ケアチーム」の立ち上げという画期的な取り組みを行った ●新型コロナと死で問われるべき問題は、一つひとつの別れをしっかりと見つめることではじめて見えてくる 柳田氏 コロナ死

スキ
16

【現場ルポ】コロナ死「さよなら」なき別れ|柳田邦男

「看取り」のない死に苦悶する家族。医療には何ができるのか――。/文・柳田邦男(ノンフィクション作家) <この記事のポイント> ●コロナ死では、別れへの心の準備をするという機会が与えられない。故人の家族は「あいまいな喪失」のトラウマに苦しんでいる ●コロナ期間、ともに80代、緩和ケア病棟に入院する末期がんの妻と夫がLINEビデオ通話で「最後の別れ」をした。これには大きな意味があった ●4月から5月にかけて医療崩壊寸前の状態を食い止めたのは、医療者たちの使命感の強さと治療への献

スキ
27