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#自然

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

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ポストコロナの生命観 山極壽一×福岡伸一

ロゴス化が行き過ぎた今こそピュシスに立ち戻れ。/山極壽一(元京都大学総長)×福岡伸一(生物学者) 「ロゴス」と「ピュシス」の生命観 福岡 日本国内では新型コロナウイルスは落ち着きを見せています。ただ、1度はウイルスの封じ込めに成功したかに見えた欧米では、冬の訪れとともに新規感染者数が過去最大を更新しており、コロナ禍はまだ当分続くことが予想されます。 こうした状況を見ると、私たちは生命と自然に向き合う哲学を、根本から転換しなければならない時に来ているように思います。人類は言

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【下重暁子】人生に迷ったら「待ちなさい」

新たな成長への萌芽は「待つ」ことで育まれる。/文・下重暁子(作家) <summary> ▶ほんとうに必要なもの、命にとって大切なものを待つことなど、ほとんどなくなってしまった ▶コロナの時期に自分を見つめることが出来た人だけが、成長する。新しい価値に気づき、それを自己表現として、創造することが出来るのだ ▶自分と向き合わざるを得ない日が必ずやって来る。そのための訓練の時間と思えば苦にならない。スマホで人とつながろうが、簡単に答えを得ようが、自分の中で感じ、考え、見つけ出さな

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【特別対談】柴咲コウ×福岡伸一|コロナ禍の夜明け、「ウイルスに勝つ」という幻想

コロナ禍で感じた生命の「美しさ」と自然への「畏怖」。/柴咲コウ(女優)×福岡伸一(生物学者) <summary> ▶ひとつ言えるのは、コロナ禍は多くの人にとって“分岐点”になったということ ▶自然の中の孤独とは、ソリチュード的な孤独で、ロンリネスじゃない。逆に都会に居るほうがロンリネスを感じる ▶少しでも余剰分が得られたら、それを全部独占しようとするのが人間の考え方。この考えを捨てて利他的に行動することが、これからの環境問題を考える上で重要になってくる 柴咲コウさん(左)

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天皇皇后両陛下の「オンライン行幸」 コロナ禍でも国民の中へ

疫病と戦う人々に思いを馳せ、ご一家3人でカミュの『ペスト』を読んだ。/文・友納尚子(ジャーナリスト) <summary> ▶︎コロナ禍の中、天皇皇后両陛下はご公務においてオンラインをご活用された ▶︎陛下は、はっきりと意識されて「国民」ではなく「皆さん」という言葉をお選びになった ▶︎11月8日に執り行われた「立皇嗣の礼」「朝見の儀」で、雅子さまは17年ぶりに公でのおことばを発せられた 史上初、ビデオメッセージで新年のおことば 昨年12月、コロナ禍による新年一般参賀の中止

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心優しき赤鬼|椎名誠

文・椎名誠(作家) C・W・ニコルさんは日本人よりも日本が好きな人だった。ぼくによく日本の自慢をしてくれた。 「シーナさん。日本ほど自然に恵まれた国はないんですよ。北海道の北の端にまだ流氷が残っているときに沖縄では海で泳ぎだしている人がいるんですからね」 「わあ、そうか。そういえば本当に……」 そんな国は世界をすみずみ探してもほかに見つからない、とも言った。 ニュージーランドは日本をひとまわり小さくしたぐらいの大きさのそこそこ自然に恵まれた国だけれど、国全体が南半球

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詩ーー十田撓子【全文公開】

静かな木かれは眠っている 坐ったまま眠っている 喉を締め上げられて 漆を少しずつ流し込まれて かれは眠りながら声を失っていた 夏が終わる また夏が来る 雉の鳴く声と雨粒が葉を打つ音を聴きながら 廃寺の隅にじっとして かれはやはり眠っている 長大な体躯に刺青のような 黒く深い裂けめ これほど傷ついたものでなければ美しくなかった 齢五百あまり 伐り倒されなかったけやきのなかで かれは眠っている 【編集部よりお知らせ】 文藝春秋は、皆さんの投稿を募集しています。

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