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文藝春秋digital

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#安倍晋三

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

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安倍晋三 本誌「語録」に刻まれた功と罪 曽我豪

凶弾は生命だけでなく、安倍氏の肉声から歴史の教訓を得る機会も奪った。/文・曽我豪 (朝日新聞編集委員) 曽我氏 生命を賭す覚悟 安倍晋三氏ほど、太く短く危機の時代を駆け抜けた政治家は、日本の現代政治史にはいまい。 しかも、2度にわたり政権を担い憲政史上最長の首相在任日数を記録する一方で、体調不良による退陣も2度を数えた。栄光と挫折の両方を経験し、政権の功罪をはじめ、評価はなおも賞賛と指弾の両極に分かれる。疾風怒濤の毀誉褒貶の激しさもまた、他に類をみない。さらに、保守の原

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「テロ連鎖」と「動機至純主義」 保阪正康

「動機が正しければ、何をやっても許される」のか? 「日本の地下水脈」第26回 特別編/文・保阪正康 (昭和史研究家)、構成:栗原俊雄(毎日新聞記者) 保阪氏 不幸な歴史を繰り返さないために 7月8日、安倍晋三元首相が奈良県で遊説中に銃撃され、そして死去した。 私自身は安倍元首相の政治姿勢や歴史観を、どちらかというと批判的な目線で見てきた。しかし、このようなかたちで安倍元首相の命が失われたことは、日本社会のみならず世界にとっても大きなマイナスであり、心より哀悼の意を捧げた

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赤坂太郎特別編「清和会7人のバトルロイヤル」

主を失った最大派閥は、どこに漂流するのか――。/文・赤坂太郎 西村康稔が突っ走った 元首相の安倍晋三が暗殺されたことによる「力の空白」は、自民党内の権力構造を大きく変えようとしている。 思い起こせば、1991年5月に安倍晋三の父親である晋太郎が病に倒れた後、三塚博と加藤六月が「三六戦争」と呼ばれる激しい派閥の跡目争いを繰り広げた。この2人に森喜朗、塩川正十郎を加えた4人が「安倍派四天王」として君臨。自分より10歳若い実力者の森を味方につけた三塚が後継の座を奪取した。だが、

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船橋洋一 安倍晋三の死を徒死にさせてはならない 新世界地政学132

安倍晋三の死を徒死にさせてはならない世界から安倍晋三元首相を悼む声が今もなお、表明されている。8年近くの政権を通じて、とりわけその後半、安倍に対する評価は日本より世界での方が高かった、いまもそれは変わらないようである。 もっとも、第2次安倍政権が生まれて間もなくの頃は、評価も期待値も低かった。日本の過去をことさらに美化し、直視しない歴史修正主義者とのレッテルを貼られた。ニューヨーク・タイムズ紙は社説で、「有権者は経済立て直しを託したのであって国家主義の幻想を求めて彼を選んだ

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14

「中国は信頼を裏切った」ラーム・エマニュエル駐日米国大使 進化する日米同盟が「自由で開かれたインド太平洋」を支える

進化する日米同盟が「自由で開かれたインド太平洋」を支える。/聞き手・新谷 学(本誌編集長)、翻訳・構成=近藤奈香 エマニュエル氏 米民主党きってのタフネゴシエイター 今年1月23日に着任したラーム・エマニュエル駐日アメリカ大使(62)は、アメリカの政界では剛腕として名を知られ、「ランボー」の異名を持つ。シカゴの東欧系ユダヤ人の家系に生まれた同氏は、大学在学中から政治活動に没頭。民主党陣営での選挙活動と資金集めに貢献し、若くして頭角をあらわした。 1993年、ビル・クリン

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追想・安倍晋三内閣総理大臣 北村滋

2022年7月8日「悲報」——奈良県橿原市それは普段よりはむしろゆったりとした昼時であった。眼下に芝・虎ノ門の街並みを見下ろす赤坂1丁目、高層ビルの最上階、船橋洋一氏との昼食を待つ最中、その知らせは前触れもなく飛び込んできた。 「NHK速報 安倍元首相 奈良市で演説中に倒れる 出血している模様 銃声のような音」(11時44分) 目を覆いたくなるような不吉な知らせだった。さらに、「背後から散弾銃のようなもので撃たれた模様」「心臓マッサージ中 ヘリで搬送の予定」「銃器は押収済

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伯父・晋三の遺志を継ぐ 岸信千世

政界に足を踏み入れた私に晋三さんは覚悟を問うた。/文・岸信千世(防衛大臣秘書官) 岸氏 「晋三さんに生きていてほしい」 安倍晋三元首相の死去にともない、安倍家、岸家三代にわたる政治家一族を誰が引き継ぐのか。昭恵夫人は補欠選挙に立候補しない考えを早々に表明。そんな中、注目を集めるのが岸信千世氏(31)だ。安倍元首相の甥にあたり、父・岸信夫防衛大臣の秘書官として政界の道を進み始めている。今回、信千世氏が初めて取材に応じ、銃撃事件、伯父・晋三氏との思い出、さらには“後継者”とし

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SPはなぜ山上を撃たなかったか 麻生幾《緊急特集 テロルの総決算》

舗道に出た「一歩目」を許したとき、すでに安倍氏の運命は決まっていた──。/文・麻生幾(作家) 『基本』から逸脱していた背後の警戒が、なぜガラ空きだったのか――。 安倍晋三元首相(以下、安倍氏)が銃殺された事件で、多くのメディアはその思いを引き摺っている。 安倍氏は犯人が発射した2発目の銃弾が致命傷となって命を落とした。それについても一部のメディアは、警察の「警護員」たちの行動について、なぜ山上徹也容疑者に「2発目」を撃たせたのか、どうして「応射」(反撃射撃)しなかったの

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安倍元首相暗殺と統一教会 深層レポート《安倍のビデオ出演を口説いた勝共連合会長の激白》森健+本誌取材班

2発の銃声 救急車、救急車! お医者様、看護師の方お助けください! お医者様いらっしゃいませんかー! 振り絞るような声が飛び交うなか、時間だけが過ぎていく。 奈良市の大和西大寺駅北口。7月8日午前11時30分すぎに響いた2発の銃声は元首相の命を急速に奪いつつあった。 自民党奈良県連幹事長の荻田義雄は、元首相の右後方1.5メートルのところに立っていた。ボーン!という大きな音がして振り返ると、男がいた。男が手にしているのは報道の望遠カメラのように見えた。 「警備が取り押さ

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《写真入手》安倍元首相と勝共連合会長「12年前の接点」 暗殺事件につながるビデオ出演依頼者との隠されていた関係 鈴木エイト

「信頼関係」の原点ともいえる写真「この信頼関係がどういう風にできてきたのか。一朝一夕の話じゃないんですよ」 昨年10月、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)本部教会の日曜礼拝において、安倍晋三元首相(享年67)との「信頼関係」を誇らしげに語っていた梶栗(かじくり)正義・UPF-Japan議長・国際勝共連合会長(UPFは旧統一教会のフロント団体、国際勝共連合は同政治団体)。梶栗氏は有力信者の2世であり、現在の旧統一教会において政治家との渉外担当を務めるだけではなく、実質的な

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【フル動画】森健×鈴木エイト「新聞・テレビが報じない〈安倍元首相暗殺と統一教会〉」

◆大手メディアが報じない“事実”文藝春秋digitalは、8月9日(火)19時から、ジャーナリストの森健氏と鈴木エイト氏によるオンライン対談イベント「新聞・テレビが報じない〈安倍元首相暗殺と統一教会〉」を開催しました。 《イベントフル動画は本ページ下部にあります》 7月8日、奈良市内で参院選の遊説中だった安倍晋三元首相が銃撃され死亡した。山上徹也容疑者(41)は、母親が統一教会に多額の献金を行っていた信者二世でした。20年以上にわたり統一教会に恨みを募らせていた山上容疑者

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《ロング・バージョン映像》勝共連合会長が安倍元首相とのビデオ出演交渉の裏話を激白

文・鈴木エイト 滋賀県生まれ、日本大学卒業。2009年創刊のニュースサイト「やや日刊カルト新聞」で副代表~主筆を歴任。2011年よりジャーナリスト活動を始め「週刊朝日」「AERA」「東洋経済」「ダイヤモンド」に寄稿。宗教と政治というテーマのほかに宗教2世問題や反ワクチン問題を取材しトークイベントの主催も行う。共著に『徹底検証 日本の右傾化』(筑摩選書)『日本を壊した安倍政権』(扶桑社)。Twitter ID:@cult_and_fraud 《約20分にわたるロング・バージョ

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赤坂太郎 岸田vs.安倍「人事」の暗闘 霞が関支配を目論む官邸。そして茂木は火中の栗を拾わされるのか?

文・赤坂太郎 滲み出る安倍の苛立ち参院選を前に、政界は「凪」が続いている。だが、一見穏やかに見えるその水面下では、権力の濁流が渦巻く。 6月16日の昼下がり、通い慣れた衆院第1議員会館の12階で、首相の岸田文雄の表情が一変した。場所は自らの事務所ではなく、同じフロアにある元首相の安倍晋三の部屋だ。防衛費の今後について意見交換した後、安倍が唐突に切り出した。 「ところで防衛事務次官の島田和久さんは交代するの?」。安倍はいつもの早口で、島田がいかに有能かを淀みなく語ったが、

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