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#戦争体験

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

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逢坂冬馬 祖父へ

文・逢坂冬馬(作家) 1925年に生まれた祖父は海軍に志願して、戦地に赴くことなく国内で敗戦を迎えた。 かつて私が知っている祖父の「戦争体験」とはそれだけだった。 ともあれ、戦地へ行かずに済んでよかったね。行ってたら死んじゃったかも知れないもの、というのが、私と家族みんなの思いだったと思う。 2005年、この一文で終わる程度にしか知らない戦争体験をもっと詳しく聞こうと大学生の私が思い立ったのは、その年が戦後60年を迎える年であり、そしてそれを聞くことのできる時間は、も

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藤原正彦 父の手拭い 古風堂々36

ロシアによるウクライナ侵攻ほどのあからさまな侵略が、21世紀ヨーロッパで行なわれるとは信じ難いことである。さらなるショックは、弱小国ウクライナが強大国ロシアに一方的に蹂躙され、多くの市民が殺されてもなお国家の存亡をかけ勇敢に戦っているのを、毎日毎晩テレビなどで見ながら、どの国も助けに行こうとしないことだ。アメリカでは最タカ派議員さえもウクライナへの戦闘機供与に反対している。誰もが核攻撃をほのめかす狂気のプーチンと事を構えたくないからだ。核攻撃をほのめかしさえすれば台湾や尖閣を

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土屋洸子 旧満州・公主嶺の記憶

文・土屋洸子(平和祈念展示資料館語り部) 毎年8月になると、私は暦の数字を読む。9日はソ連参戦の日、11日は走る列車から飛び降りた日、15日に乗った列車は駅に止まったまま動かなかった。 昭和20年8月9日午前0時、新京(現・長春)にあった敷島高等女学校の寄宿舎で寝ていた私は、ドーンドーンという大きな音で目を覚ました。ソ連軍の空襲だった。 寮生は11日に自宅へ帰ることを許され、私を含む公主嶺出身の3人は疎開列車に乗った。いつもは各駅で停車するのに、この日はどの駅も通過して

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マンガ『大地の子』第31話 妹よ|原作・山崎豊子

第31話 妹よ★前回の話を読む。 ★次回の話を読む。 ★最初から読む。

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マンガ『大地の子』第30話 明暗|原作・山崎豊子

第30話 明暗★前回の話を読む。 ★次回の話を読む。 ★最初から読む。 原作:山崎豊子 大正13(1924) 年、大阪市に生れる。京都女子大学国文科卒業、毎日新聞大阪本社に入社。昭和 32 年、生家の昆布商を題材にした処女長篇「暖簾」を書下し刊行。翌 33 年、「花のれん」で第 39 回直木賞受賞。同年退社、執筆に専念。主な著書に『白い巨塔』『不毛地帯』『二つの祖国』『大地の子』『沈まぬ太陽』など。平成 3 年に第 39 回菊池寛賞、 21 年に『運命の人』で第 63 回毎

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田辺聖子「十八歳の日の記録」――空襲、敗戦、父の死、夢を鮮烈に綴った76年前の日記

十八歳の日の記録 昭和二十年四月ヨリ ――若き日は過ぎ去り易い―― けれども多彩であり、豊なる収獲がある。 それ故に、“若き日”は尊い。 *** 2019年6月に他界した小説家・田辺聖子。このたび、彼女が数えの18歳になったばかりの時に「空襲」「敗戦」「父の死」「夢」を鮮烈に綴った日記が発見された。その全文をここに公開する――。 田辺聖子さん

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