マガジンのカバー画像

文藝春秋digital

月刊誌『文藝春秋』の特集記事を中心に配信。月額900円。(「文藝春秋digital」は2023年5月末に終了します。今後は、新規登録なら「月あたり450円から」の「文藝春秋 電子… もっと読む
noteで展開する「文藝春秋digital」は2023年5月末に終了します。同じ記事は、新サービス… もっと詳しく
¥900 / 月
運営しているクリエイター

#キリスト

文藝春秋digital読者の皆さまへ、編集長より最後のお願い【「文藝春秋 電子版」1年無料プランのご案内】

5月31日、「文藝春秋digital」はクローズいたします。 これまで「文藝春秋digital」をご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。 先にもお知らせした通り、月刊文藝春秋のサブスクリプションは「文藝春秋 電子版」に一本化します。これまで「文藝春秋digital」をご愛読いただいた皆さまには、突然のお知らせになったことを、改めてお詫び申し上げます。 「文藝春秋digital」のサービスが終了しますと、6月から皆さまに最新記事をお届けできなくなってしまいます

【立花隆「知の巨人」の素顔】私とは波長が合わなかった「形而上学論」|佐藤優

文・佐藤優(作家・元外務省主任分析官) 佐藤氏 「形而上学を一切認めない」知の巨人で、無類の読書人であった立花隆氏が4月30日に亡くなった。とても残念だ。同時に一つの時代が終わったことを実感する。少し大げさな言い方をすると近代の終焉だ。私は立花氏を客観性と実証性を重視する近代を代表する知識人と考えている。 立花氏の仕事は、政治、思想、哲学、生命科学、宇宙、サル学、ガンなど多岐にわたる。いずれの分野においても立花氏は、客観性と実証性を重視する。対して私は、客観性や実証性は