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短歌――山階基【全文公開】

短歌――山階基【全文公開】

餃子の夢 音楽は鳴り終えている起き抜けのぼやけた窓を雨はくすぐる 大ぶりなポストに缶を並べたら夜風にやられそうなパーティー 泣きながら打ち明けるときねこじゃらし引き抜くような手ごたえがくる いたずらと言っておんなじ水玉を穿いてきやがるでかい水玉 幼いきみはわたしのあとを夢らしく餃子、餃子と呼びながら追う もらったら返せないのが名前だねXのかたちにストレッチ ゆらゆらと夏をはぐれたそうめんの椀に生姜をあるだけおろす 【編集部よりお知らせ】 文藝春秋は、皆さんの投

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