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文・相良南海夫(早稲田大学ラグビー蹴球部監督) 国立競技場を満員にした約5万7000人の観衆の前で、優勝したときにだけ歌うことのできる部歌「荒ぶる」を唱和する――1月11日、ピッチで私は感無量でした。11季ぶりのラグビー全国大学選手権の優勝、その上、昨年準決勝で敗退した宿敵の明治大学を跳ね返しての勝利です。 早大ラグビー蹴球部の監督就任への打診をOB会から受けたのは、2017年のクリスマスでした。当時、成績が低迷していた早大ラグビー部の監督を引き受けることは、周りから見れ