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聴こえない子どもになりたかった|五十嵐 大

聴こえない子どもになりたかった|五十嵐 大

■五十嵐 大 ライター/エッセイスト。社会的マイノリティに関する取材、執筆を中心に活動し、エッセイ『しくじり家族』にてデビュー。2021年冬には2冊目のエッセイ『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』(仮)を刊行予定。 Twitter:@igarashidai0729 ★前回はこちら。 ★最初から読む。 耳が聴こえない子どもになりたい――。思春期の頃、そう思ったことがある。 僕の両親は聴覚障害者だ。母は生まれつき音を知らず

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